おうちシネマ
アマプラ にて鑑賞
池井戸潤原作 富山県出身 本木克英監督作品

ドラマにはなかったタイトルの《シャイロック》の意味と作品のテーマを冒頭の佐々木蔵之介さんが主役じゃないよね?ってシーンで教えてくれるんが本木克英監督の富山県人らしい優しさかって思ったね😄。
映画の予告見た時からだいぶ感じが違うなとは思ってたけど 先行されてWOWOWで連ドラ化されてた作品とはかなりアプローチの違う脚色されたなぁって印象

阿部サダヲくん演じてる銀行員・西木がWOWOW版ではイノッチが演じてたんだけど、その西木が銀行内での100万円紛失事件の後に行方不明となって、100万円の謎と共に西木の消えた謎を追っていくと言うミステリー仕立てになっていたのが、本作では西木は行方不明とならず、お金は誰が盗んだのか時系列いじらずに直に見せていくスタイルで描いている。
ラストの顛末はWOWOW版にはない池井戸ドラマ「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」の様なスカッ!とする構成になっていてコレはコレでいい映像作品じゃないかなって感じた次第です。

西野七瀬なぁちゃんの演じてた北川が上戸彩さんだったり阿部サダヲくん以外はドラマより年齢高めって感じたけれど、この作品に限らず池井戸潤作品の銀行員ってイヤなヤツ多いんだけど、どうなんだろね?とは思っちゃうね。
杉本哲太くん演じてたパワハラ副支店長はドラマの萩原聖人くんよりは弱めでそこは見ていて救いだったけど〜木南晴夏さんの意地悪行員はドラマの早見あかりんより怖かったのでした😅。