角川書店・映画の角川春樹・歴彦の姉で富山県出身・歌人でノンフィクション作家「男たちの大和YAMATO」の作者でもある辺見じゅんさんが実話記した「収容所から来た遺言」の映画化作品
理不尽にソ連に捕虜と言う名の奴隷にされて強制労働させられながらも希望を捨てずに生きて、周りの男達にも影響与えるも病に倒れた実在の人物山本幡男をニノが、日本でその幡男を待つ妻もじみを北川景子さんが演じ、、
松坂桃李くん、中島ケンティ、桐谷健太くん、安田顕くん等が幡男と共に過酷な収容生活を送る捕虜を演じてる。
見てて思ったのはソ連ーロシアは今も昔も非人道的な酷い国だなぁって事。
帰国(ダモイ)が絶望的で人間らしい扱いもされない状況の中でニノ演じる幡男は希望を捨てず、心が荒廃していく男達に影響与えていくのだけれど、、
映画見終えた後で、この山本幡男さんをググってみたら、映画では全然描写が足りない!って感じた。
幡男は草野球実況したりや一部の男に俳句教えるシーンはあるけれど実際には句会を開き演劇をも行って皆に慕われてた映画で描かれていたよりも教養高き人物だ。
また病に倒れた幡男の遺書は文面で残せば没収される為、遺族には記憶で告げる事として分担したのは映画では4人だけだっただが、実際にはもっと多くの人数で分担してたとの事。
まぁとにかく感動の実話には違いないけれども この映画に瀬々監督は合ってなかったかなって感じたねぇ。
サラッとザラッと演出していてココ泣きたいんに泣けないやん!って感じでしたから。
この話は知らなかったんで、知れただけでも良かったなとは思いましたけどね。
もうちょっと丁寧に描いてほしかったなって思いましたね。
ワンコのエピソードはきっと創作だろうなぁ😅。
AmazonPrimeでの鑑賞でした。