純真純情な若き巡査ゴローはデートの約束取りつけた少女を4人のギャング団に殺され、警官を辞めて4人全員を見つけ出し復讐を果たしたトコロで逮捕されるが、その強靭な体力を買われて潜入捜査を命じられて暴力団壊滅のアンダーカバーとして狂気の若手室岡を相棒として乗り込んでいく。
原田眞人監督岡田准一くん3作目のコンビ作にして初の現代劇はハードボイルドな危ないクライムアクション映画。
司馬遼太郎作品を愛しながらその世界観を勘違いしてるんじゃないかと思われる原田眞人監督なんで、「関ヶ原」「燃えよ剣」の前2作よりもこの岡田准一像の方により武士道も見える感覚がしたね😎。
「ザ・ファブル」シリーズと比べるとアクションはジミに見えるももちろん岡田くんの存在感等優れているけれど、少年ぽくはあるけれども、死刑囚の子として生きて来た過去を引きづる殺人好きなサイコなヤツを演じる坂口健太郎くん。
極道の情婦で手下の男達には怖い姐さんながらもゴローの仮の姿兼高を求める妖しく危険なオトナなオンナ演じる松岡茉優さん。
初めて見る2人の存在感も大きな映画でした。
特に松岡茉優が、演技の幅広げた様な気がしましたヨ!
そして素敵でした!
「沈黙のパレード」とは真逆の極道役北村一輝くん、ワケありのマッサージ師大竹しのぶさんは意外性はないけど納得の配役でした。
北村一輝くんの他にに村上淳くん、酒向芳さんも「沈黙のパレード」にも出てるんで同日に2本の映画でこの3人見ちゃいましたよ😎。
3人もってのはちょっと珍しいよね。
助演陣の中では室岡の恋人役でいいのかな?
木竜麻生(きりゅうまい)さんが印象に残りました。
今まで見た映画ドラマの中にも結構出演しているんだけど初めて印象に残った感じです。
警察の一番のターゲットが若き暴力団会長の十朱で演じるのがMIYAVIくん。
彼は「BLEACH」で見た時にピンと来なかったんで心配だったんだけど今作は合ってた気はしました😎。
もちろん岡田准一ありきでの映画だとは思いますが、 男臭いハードな映画の中 結構女優陣の印象も濃く、ハードボイルドな中、主人公の純真純情さが刺さる1本でありました!