●東映チャンネルにて●
ジュリーゲスト編の「刑事くん・許されない愛」タイトルはジュリーソロ曲第二弾のシングル。
「太陽にほえろ!そして愛は終わった」出演の8ヶ月前、72年4月の放送。
脚本はそして愛は終わったと同じ市川森一氏と言うのは偶然か?
ジュリーの役はラジオ📻深夜放送番組のディレクター。ADかな?
中学生の少女から一年前に母親を殺したと言う投稿が番組に来て放送される。
気になった刑事くんこと桜木健一さん演じた三神刑事がラジオ局に訪れ、ジュリーと出逢う。
ジュリーは三神に先駆けて少女にコンタクト。
少女を逃がそうとするが、、と言うストーリー。
「許されない愛」の歌詞〜あなた奪って逃げていきたい〜からの発想で作られた話かな?
ジュリーと少女に恋愛はないけど、広い意味での「許されない愛」だろう。
ドラマには「許されない愛」の他
ソロ第一弾の「君をのせて」とPYGの「淋しさをわかりかけた時」がかかる。
同じ「刑事くん」のショーケンさんのゲスト作品「もどらない日々」はPYG曲からのタイトルでドラマで流されている。
同じ市川森一氏の脚本の「帰ってきたウルトラマン」でPYGの「花太陽雨」が流れるシーンがあるのも偶然では無いだろね。
ネタバレになるけどほぼ50年前モノだから許して
ジュリーの役はここで犯人隠匿や公務執行妨害を犯してると思うが、三神くんは粋に見逃しちゃうんだな(^_^;)。

深夜放送と言う当時の言うならトレンドが時代を表すモノと少女の犯罪と言う悲劇性や毒を孕みながらの今は無い午後7:30からの30分枠の若者向け青春ドラマは市川森一らしさよく出てた1本だと思うね。
この当時、ボク中ニ、まさに少女と同世代だったワケだ。
とにかくジュリーがカッコいいんだなぁ。
まだジュリー、23歳なのにクレジットはトメ!
高待遇でありました!
ちなみにジュリーは当時まだ運転免許取ってないから運転シーンは、、、

もっとネタバレしちゃうと




少女は母親が夫である父親を殺そうとして2つ用意したコーヒーカップの一つにだけ毒を盛る。
それを見た少女が母親が席を外し隙にカップの位置をすり替えたと言うもの。
少女の罪名は殺人になるのかな?
母親の動機も少女がカップをすり替えた動機はドラマで語られない。
少女のその後も気になったドラマでした、、。