先日、とある学びの場にて、
十文字で自己紹介する話が枕にあり、
自分ならこうかな、と思いついたのが
「知性で感じる中年女子」である。
自身が知性「を」感じる人間なではない。
性的嗜好、とも言えるが、
私にとってそれは、知性だからだ。
品のある中に、
文学的もしくは論理的知性、
及び好奇心が感じられる男性に
非常に惹かれてしまう。
と言っても、それが感じられると
清潔感があるならば、
年齢も見た目も不問となりがち。
それゆえ恋愛にまで発展、成就はしない。
一方的な憧れを抱いて、
いわゆる「推し」として
その人の話を聞いたり、
その人が勧めるものを入手したりするだけで
十分に満足できるからだ。
何なら性別すら問わず、
その人の書く文章に酔い、
うっとりとしてしまうことすらある。
ジェーン・スーさんの
『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』
という本がお気に入りの一冊なのだが、
知性というものに興奮してしまううちは
中年でも、老年になっても、
いつまでも女子でいられるのかもしれない。