読めなかった彼の機嫌、

今朝には回復していたので

取り越し苦労だったようだ。



というわけで今日は明るく

前回のプレイの話を綴ることにする。



彼のお願いごとリストのひとつに

穴ルSEXというのがあるのだが、

痛いと言わずに受け入れてほしい、

という条件がついている。



痛いって。無理だって。



私の得た知識によると、

穴は徐々に開発する必要があり、

ちゃんとヤルには

ローションを使い、指用のゴムをつけ、

少しずつ少しずつほぐすことから始めて

穴ルプラグなる道具も使いながら、

少しずつ少しずつ大きなサイズに

拡張工事をせねばならない、

なかなかに手間のかかる行為らしいのだ。



が、彼はしたいと言うが

ハウツーをご存じないようで、

ローションは使うものの

指をダイレクトに挿れちゃうし、

お風呂でソープのヌルヌルのまま

してしまうことすらあるのだ。



ソープはアウト。

家でもデリケートゾーン専用を使っている我が身なのだよ?

その辺のボディーソープをデリケートゾーンにつけるだけでも抵抗があるのに、

肛門に塗り込まれたらたまったものじゃない。



あとゴムつけずに指は普通に不衛生。

ましてゴムつけずに棒なんて、

お互い病気のリスクが跳ね上がるってば。



膣はいいのよ。

棒の出し入れ想定した作りだから

元々収縮性が高く、

粘液である程度の自浄作用もあり、

ピルで中出しすらできるよう

準備万端なのだから。



でも穴ルは違う。

出す専門の臓器であり、

基本は便をしっかり止める役割のため、

締める筋肉が発達しているのだ。

排泄の際は反射的に筋肉が緩み、

いきみながら外に便を出し、

程よいところでまた収縮して便を切る仕組みである。



そう、普通に考えたら挿れるべきでなく、

挿れるとしたらかなりの工夫が必要なことくらい

容易に想像できるだろう。



AVやエロアニメとは違うのだよ。

準備せず挿れたら痛いだけで

快感なんて一つもない。

男は挿れた達成感があり、

締め付けによって快感も得られるだろうが

快感に辿り着ける女は少数派。

経験豊富な猛者と、

経験豊富な猛者に巡り会えた幸運な人、

彼らだけに与えられた楽園の地なのだ。



期待には応えたい。

指もギリギリ許す。

でもそれ以上を期待するなら、

一から出直してお作法を学んでからにしてほしい。



そんなこと、言えないんだけど。

ちょっとずつ誘導する?

そこまでして穴ルSEXしたいわけでもないから

なんだか面倒になってしまうのだが。



浣腸にも興味あるらしい彼。



まじでSMの基礎から勉強し直してこーい!!