口論ではなく口輪。

またの名を口枷(くちかせ)、

猿轡(さるぐつわ)とも、ギャグボールとも言う。



動物が噛まないように口にはめるもので、

布のこともあれば、専用の道具のことも。

布を紐状にして咥えさせ、

後頭部で結ぶお手軽なものから、

ボールがついてよだれを垂らす姿で

羞恥心を煽るものもあるようだ。



今回の彼のご所望は、

口に樹脂製の輪っかをくわえると

外側に同じ素材の唇のデザインが見えて、

後頭部にベルトを回して止めるものであった。



私は体や顔の割に口が小さく、

どうしても彼のモノに歯が当たるようで、

それを回避したいとのこと。



うーん。。。

たぶんそれ、無理じゃね??

これにそんな歯のガード機能あるのか??

しかも樹脂パーツの穴にモノは通るの?



半信半疑のままポチっていざ装着。

ウキウキの彼。

うまくいかない予感の私。



。。。。



やっぱりなー。

そうだと思ったわー。



樹脂パーツを唇と歯の間に挟むのが正しい使い方だと思われるものの、

そうするともちろん歯は剥き出し、

むしろいつもより口の動きが制限されて歯が当たる始末。



で、歯が当たらないように内側に樹脂パーツを入れ込むと、歯に押されたパーツが曲がってしまい、口内に彼のモノが入る余地がなくなるというね。。。



これはさ、SMムードを高めるための小道具なんだよ、きっと。

雰囲気を楽しみ、エロスを演出するための小道具で、実用性はないと思われるんだわ。

わかってた。使ったことないけどわかってたわ。



こんなのつけていやらしいね。

お口の中まで丸見えだよ。

よだれまでたらしてびしゃびしゃにして、

なんて悪い子なんだい?

君にはきつい躾とお仕置きが

必要なようだね。。。



たぶん装着した相手を、

そうやって言葉責めするのが

正しい使い方では??



この辺は本人のセンスなのかしら?

それとも経験や学習がものを言うのかしら??