ついにキレた私。 | ラスくんとわるいひつじのブログ and nico・・・

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将来りっぱな牧羊犬になる?までの
ラフコリーのラスくんの奮闘日記と、
わるいひつじの雑記。
そして3年後、妹分ニコが満を持して登場!
更に3年後、ニコのママであるフジコ女史登場!

傾聴ボランティアの皆さん、
本日もお世話になります、
わるいひつじです。ヒツジ
 
ブログに書くことで
なんだか不思議と
気持ちが整理されて
とてもスッキリします。
 
きょうはおそらく
ちょっとダラダラ長いかも。
いつもですけど泣き笑い
 
お見苦しい文章と内容。
読んでくださる寛容な
ブロ友の皆様に、
 
感謝永遠に~
 
 
途中での離脱も
もちろんオッケーです
 
 
 
 
ー水分を摂ってくれないじいじー
 
 
さて、
タイトルどおり、
じいじ(=実父)は
普段私がお願いしても
なかなか
水分を摂ってくれません。
 
 
元々水分摂取量が少なくて、
お薬を飲むときでさえ、
お白湯を必要最小限の
ほんのひとくちしか
飲んでくれません。
小鳥か!ポーン
コップにたった半分程の量、
飲み干してほしいのですが。
 
季節を問わず
摂取する水分が少ないので
以前から脱水傾向で
心配です。
 
夏の方がまだ
暑さのせいで
ドリンク類やアイスクリーム等
摂取しやすかったかも。
それでも夏には熱中症で倒れて
意識がなくなることも
今迄何度か経験しています。
 
そんな水分不足の
じいじですので、
普段から酷い便秘に
悩まされていて。
ほかにも皮膚の弾力低下、
目元のくぼみ、
筋肉の減少、
脱力、疲労感、
食欲不振…等の症状があり
(思考力低下も
あるように思います)
何かしらの原因が
ほかにあったとしても、
まず水分不足であることは
素人の私から見ても明らか。
 
じいじは
私にも、かかりつけ医にも、
身体の不調を
泣くように訴えます。
(実際泣くこともあり)
嘆きのヒロシ汗
 
泣くほどツラいのよね、
なら、まず水分摂ろうよ真顔
と思うのですが、
いろんな飲み物を用意しても
なかなか気が進まないようで
少ししか飲んではくれません。
そしてなぜか、
水分摂取を勧めるたびに
鼻で笑うじいじ。
(なんで?)
 
 
かかりつけ医も、
「脱水が認められるので
薬よりも何よりも
とにかく水を飲んでください、
ね?
本人も気づかないうちに
脱水が重症化して
危険な状態になることが
ありますから。
こまめに、ね?」
と、(父にというより)
娘の私に念押し。
 
(はい、そうですよね汗
なんだか私が
責められているような
複雑な気持ちになります。
 
 
 
ーついにキレた私ー
 
 
人間の体内に
どのくらいの水分が必要か。
歳をとって
活動量が少なくなっていても、
呼吸をしたり
寝汗をかいたり
老廃物を出したり、で
水分は失われるから
常に水分補給が必要なこと。
水分が足りなくては
身体の調子が良くならない、
治るものも治せないよ。
大事な骨や筋肉を
回復させるためにも
まず水分と
栄養を摂らないと。
 
「私も一緒に水分摂るから。
毎回一緒に飲むようにしよう。
(私はお白湯が好きなので
苦もなく摂取できていますが)
お医者さんの言うとおり
一緒にこまめに
水分摂ってみよう。
1日1000㏄目標で、どう?」
 
耳の遠いじいじですので、
テーブルに広げたチラシの裏に
書き記しながら話すけれど、
そんな私を
いちいち鼻であしらうじいじ。
やる気なし、が見て取れる。
(なんでそんな反応?悲しい
 
 
 
父の前のテーブルに
食後のお薬と、
コップ半分のお白湯を置く。
100㏄
「じゃあお父さん、
これ、とりあえず
飲んでもらえる?」
と言うと、
 
眉間に皺を寄せて
「今は飲まれへん」と、
じいじ。
飲もうともしてくれない。
 
「いいよー
じゃあ飲めるまで
待っとくわね」、と私。
じいじの傍で用事をしたり
新聞を読んだり、
しゃべったりしながら
1時間強くらいかな
過ごしました。
そして
「そろそろ飲める?
別の飲み物にしてもいいよ?」って
聞いたら
 
じいじ、顔をしかめて
「そんなん言われても
飲まれへん」
 
 
 
 
 
 
 
 
(はぁ?)
 
 
 
この日は
ラスクの通院の予定もあるし
予約時間も迫ってきていました。
気ままに過ごしているけれど
私だって年がら年中
暇なわけではありません。
それなのに
いくら時間を費やしても
じいじに気持ちが通じないことと、
無理難題を
押し付けているわけではないのに、
という思いが溢れ、
急に、
やってられない気持ちに
なってしまいました。
 
 
そして私、
半分ブチ切れました!
 
 
「義理のおとうさんやったら
これくらいすんなり
飲んでくれるのに。
もう知らん!
すきにしたらいいわ!」と言って
じいじの目の前に置いていた
お白湯のコップを
勢いよく「パコーン!」
私の素手ラケットを
大きく振りかぶって
床に払い落してやりました!
 
そして、
じいじに
理解してもらうために書いた
先程のチラシを
両手でぐしゃぐしゃに丸めて
じいじの部屋のゴミ箱に
放り込みました。
 
 
じいじは
娘の急変に
ものすごく驚愕して
わっと泣きだしました。
 
泣きながら
「おまえには
スマンと思ってるえーん」と
言いました。
 
 
「スマンと思うんやったら
水くらい飲んでほしいわメラメラ
とだけ言い返して、
私はじいじの部屋を出ました。
 
 
 
 
 
 
やってられへん。
甘いもの食べて落ち着こう
 
 
 
ラスくんとニコにも
癒してもらえるから
私は超しあわせ~
 
 
 
 
 
 
父は今
腰椎の圧迫骨折で
痛い思いをしながら
家で生活していて、
それはツラいでしょうが、
それでも決して
水が飲めないような
身体状況ではないんです。
自分でスプーンを使って
食事も摂れています。
お饅頭や
バームクーヘンなどの
オヤツも好きです。
でも、
お白湯やお茶やドリンク、
味噌汁やスープは、
毎回手を変え品を変えても
飲みたくない、飲めない、
飲んでもひとくち。
 
いつまで経っても
手が付けられないままの
お椀やスープ皿を見るにつけ
私も時々心が折れそうに
なります。
 
もう少し前向きに
なってほしい。
 
「食事量は少なめにして」
と本人が何度も言うので
最近少なめにしていますが
今度は1日2食にして、
と言い始めています。悲しい
 
でもさすがに
2食にする気持ちには
なれません。
 
水分摂取が少ない分、
食事から少しでも
水分が撮れるように
(それと歯がないこともあって)
ご飯はおじやにしたり
なるべくお通じの良くなるもの、
水分のあるおかず、
飲みやすいスープ、と
私なりに工夫して
用意しています。
ですが、「便秘やから、
水分を摂ったら
お腹が膨れてしまって
苦しいんや」と
スープ類、飲み物類は
丸々お残し。
 
便秘解消のためにこそ
水分が必要なのに。
それをいくら言っても
じいじに伝わりません。
最近の認知症テストでは
(断酒できて以降)
年齢なりの正常な結果が
出せるまでに回復でき、
私は嬉しく思っていたけれど
 
こんなに理解力が乏しいなんて
やっぱり認知症は
否めないのかな…
 
 
 

 

 

ーその後のじいじー

 

 

 

でね、
 
私が半ギレしたこの日から
もう数日が
経過しているのですけど、
それ以来こちらから
水分摂取の声かけは
していません。
その他は今までどおりに
接しています。
 
 
そして、
じつはこの日以来、
じいじ、
 
 
朝食時のスープと
毎投薬時に用意したお水、
こちらが
なにも言わないでも、
自分でちゃんと残さず
きれいに
飲んでくれるように
なっているんです。
 
 
 
びっくり!
 
というわけで、
 
たまには
怒ってみるものですね
と思った次第です。
 
 
ダラダラ文章を
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
 
 
 
 
~追伸1~
 
半分ぶちキレました、と書いた
「半分」の理由…
じいじ用のコップは
絶対割れないし、
中身がこぼれないコップと
わかってて、
素手ラケットを振ったこと。
(脳内オッケー出ました泣き笑い
 
もう一つは、チラシを
一瞬破ろうと思ったけど
思い直して丸めて捨てたんです。
ひょっとしたら、
じいじがあとでゴミ箱から
拾い上げてくれるん
じゃないかと
甘い期待を込めて。
(甘いかー不安
 
と、割合冷静な自分も存在。
 
 
 
 
~追伸2~
 
後日、じいじの部屋で、
クリアファイルに挟んだ
しわくちゃのチラシ、
みつけました。
じいじ、ゴミ箱から
拾い上げてくれたようです。
(勝ったー笑い泣き
 
 
勝った、ってどうなん?(笑)
 
 
じいじは
身体が思うようにならなくて
苦痛と焦りと不安で
いっぱいになり、
私の言葉など
響かなくなっちゃうんでしょうね。
私もあと20年ほど経ったら
じいじの気持ちが
もっとわかるのかもしれません。
 

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