ついに日本も銀行決済リアルタイム化へ。
現在、日本では平日8:30~15:30までの間に決済できない場合は翌営業日の振り込みとなっている。
イギリスやシンガポールではすでにリアルタイム決済が導入され、アメリカなどでも導入準備が進んでいるらしい。
このニュースを読んで、素直にありがたいことだと思った。手数料は普通より高いらしいけど、今後の経済成長の中でビジネスのリアルタイム化は着実に進むと思うし。
しかしこれまで非リアルタイムが普通だと思い込んでおり、決済時はその不便も織り込んで判断していたので、自発的にリアルタイム化して欲しい、とは思っていなかった。(そこまで重要な決済がないせいかもしれない)
いまや当たり前すぎで、その不便性すら感じなくなっているところにチャンスがありそうだ。
それにしてもリアルタイム決済となると既存システムはどう対応するのだろうか。
夜間バッチで大量に処理していたトランザクションを随時オンライン更新にするのだろうけど。
障害発生時のリカバリー方法の確立やSLAの実現など、果たして何十年も前にできた既存システムを土台にして、非機能要件を満たせるのかとても気になる。
世の中が便利になる裏側では、特に昨今のIT技術による発展の裏側では、相当な数の人間が眠い目をこすりながら労働しているのだろう。
出来て当たり前ではなく、
出来てありがとうございます、と言ってくれる人が何人いるだろうか。
