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Warsmanのブログ

「見る、聞く、言う、読む」ばかりで、
「やる」ことをやっていないことに気づいた、
そんな会社員のブログ

家のポストをあけるのは億劫である。
なぜなら大量のチラシが入っていることを知っているからだ。

マンションのエントランスにはおそらく一瞥もされていないであろうDM達がパンパンに詰まったゴミ箱がいつもたたずんでいる。
それをみていつも考えるのは「無駄」だな、ということ。
・毎回ゴミ箱にすてる行為も無駄だし、
・すぐに捨てられる可能性の高いチラシを汗水たらして投函する作業も無駄だし、
・その投函者へのバイト代とチラシの印刷代を支払っている広告主にかかるコストも無駄だし、
・あと当然紙も無駄だし。

そこでDMペーパーレス化の可能性を探ってみた。

まずペーパーレス化の目的は、上記の無駄をなくすこと。
これによって喜ぶ人は、無駄なチラシに辟易している人、広告主。
逆に困ると思われる人は、チラシを有効活用している人、チラシ投函のアルバイトにより生計を立てている人だろうか。

ペーパーレス化の具体的な方法としては、WEBを利用して広告主がチラシの電子データをアップする。その際は、地域・年齢・性別などのセグメント情報をあわせて登録する。あとは利用者が検索をかければOK。個人情報保護の問題が浮上しそうだが、住所単位で広告配信ができると広告掲載者はより細かな単位で利用者にリーチできる。

流行るか否かは別として、紙をWEBに変えることは簡単にできると思われる。
しかしチラシの特徴を大きく変えてしまう可能性がある。

広告主と利用者を結ぶベクトルの向きが逆転する点である。
チラシの場合は、見られるか否かは別として広告主の意図したユーザーの手元(ポスト)に確実に広告が届く。つまり「広告主 → 利用者」。
これがWEBになった場合は、広告主が掲載したチラシを利用者が閲覧しにいく構図になる訳なのでベクトルの向きは「広告主 ← 利用者」になる。
前者の場合は私のように一瞥もせずに捨てられる可能性もあるが、必ず手元に届くため届けた人全員に対して目にとめてもらえる可能性がある。
後者の場合はどんなに手順を簡単にしても広告主は、チラシを閲覧するという目的があってかつ、WEBにアクセスすることができる利用者にしかリーチができないことになる。その分コンバージョン率は高くなると思われるが、利用者の頭の中にある「見たいチラシリスト」に入っていなければ見られることはない。これはもう一つ別の問題になるが、ポストへのチラシ投函であれば利用者が全く意図しないタイプの広告(例えば新規オープンのお知らせとか)を利用者の目に触れさせることができる可能性があるがWEBの場合、その難易度は高いかもしれない。

全く結論にはいたらないが上記をふまえると、下記2点の理由からポストへの投函チラシを100%ペーパーレス化することは難しそうだ。

・広告主と利用者を結ぶベクトルの向きが逆転するため、広告主の目的にそわない可能性があるため
・利用者が目にする(可能性の高い)広告のランダム性を補填するのが難しいため

ただ、地域ごとにWEBチラシサイトがあって、そのコミュニティがうまく回れば面白い「場所」が作れるかもしれない。