ちょっとした自慢話

 

「銃器好きがたどり着いた場所」— キンバー社で日本人初のガンスミスになった話

人生には「たまたま」の要素がつきものだが、それだけでは語れない部分もある。僕は幼い頃から銃器に興味があり、その精密な構造、美しいデザイン、そして実用性に魅了されてきた。そんな僕が、まさか世界的な銃器メーカーであるキンバー社の日本人初のガンスミスになるとは思ってもみなかった。

最初のきっかけは「運がよかった」という一言で済ませられるかもしれない。しかし、振り返ってみれば、単なる幸運だけではこの道には進めなかったとも思う。銃器に対する深い愛情、細部にこだわる職人気質、そして何よりも「もっと知りたい」「もっと技術を磨きたい」という貪欲な探求心があったからこそ、今この場所に立っているのだ。

キンバー社の職場には、腕の立つ職人たちが揃っている。経験豊富な彼らと並んで仕事をすることは刺激的であり、時にはプレッシャーでもある。「日本人初」という肩書きが、誇らしくもあり、重く感じる瞬間もある。それでも僕は、この環境の中で成長を続け、技術を磨いてきた。

銃器の世界において、日本人が活躍する場は決して多くない。しかし、好きなものを突き詰めていけば、チャンスは開ける——そんなことを実感する日々だ。僕は今も、ガンスミスとしての腕を磨きながら、より完璧な仕上がりを求めて努力し続けている。

「たまたま受かった」と言えば聞こえはいいが、実際には銃器が好きで、こだわり抜いてきた結果だ。これは、僕のちょっとした自慢でもある。そして、これからもこの誇りを持ち続けたいと思う。

 

 

 

 

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