無上正等正覚 @ 竜宮 | スパチーの独り言

スパチーの独り言

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令和 4年 10月 12日 水曜日、晴れ。

今日も散歩でぐるぐる。あちこち道路工事してるのだが、一か所が今夜が期限だけど終わるのかなぁ。陥没事故だけはやめて欲しい。最近全国で多いからね、雨のせいもあるけど。というか日本に限ったことじゃない。怖いね。


さて。

色々と関連して脱線を重ねてますが。昨日は…何書いたっけ?ケガレでしたね。そもそも皆さん遺体を見たことある?棺桶に入った状態しかない、見たことない、って人が多いのではないでしょうか。ましてや他人のご遺体など見たことないでしょう。それが死をケガレとして隠し続ける日本、怨霊信仰の原点だ。ま、僕自身は医療関係者でもないのに何でだよ、って話しは過去記事でも探してください。どっちかと言えばNYメトロポリタン美術館にあった6千年前のミイラがズラッと並んだ夜中の研究室で閉じ込められ忘れられたことだけはビビったけど。

仏部の諸尊、行者を加持して速やかに身業清浄なることを獲得せしめ、罪障消滅して福恵増長す

続けて 「阿耨多羅三藐三菩提。阿耨多羅三藐三菩提。阿耨多羅三藐三菩提。」 と3回唱える。

既にカラーTV(天然色)時代の番組だったので55歳以上ならご存知かもしれない。昭和47年当時視聴率20%を誇っていた変身ヒーロー「レインボーマン」必殺セリフだ。2016年に「東宝DVD名作セレクション」で発売されたらしい。どんだけ売れるのか知らんけども。でも僕らの年代には強烈にイメージが残っているのも確かで、「アノクタラサンミャクサンボダイ…」と子供たちは唱えたものだ。パチンコをする人もご存知かもしれない、2008年CR機で登場してる。古い話しなので制作側としては月光仮面の続編の体、当時の他のヒーロー(ウルトラマン、仮面ライダー)と違って予算も低くレザースーツでもなかった。ただセリフが衝撃的だった。

ここで書くことすら出来ない内容なので↓で少し確認してみてください(笑)



宍戸錠さんや塩沢ときさんがアイドルの時代です。


レインボーマン、そもそも設定が「戦争中に被占領地で日本軍の虐待を受け、日本人に徹底的に憎悪を抱く」世界各地から組織され日本で悪事を働く敵という…既に背景もセリフも現在ではアウトな番組。レインボーマンの師は提婆達多(ダイバダッタ)でありヒマラヤ奥地に住む150歳の仙人として第一話に登場する。本当は提婆達多は釈迦の従兄弟であり弟子だったが反逆して離脱しますよね?しかも数々の罪を重ねて五逆罪によって生きながら無間地獄に堕ちていった、とされる。でも結局、様々な地獄を渡り歩き四天王に転生したものの_また釈迦を殺そうとして地獄に堕ちる。なんでデーヴァを師匠にしたんでしょうね。というわけで今日はダイバダッタ。

マルドゥク


ただ、提婆達多を読んでいると当初の仏教、釈迦には大した戒律も無く、また大目に見ていたことも分る(豚肉も食べていたらしい)。とはいえ創作童話っぽいというか「釈迦前世物語」で提婆達多が出て来るので、すべて捏造とも言えなくもない。鎌倉時代に日本の法華経で登場するのだが、その時には天王如来であって、禅宗も日蓮も「悪人の成仏」の根拠にしてる。そして親鸞も浄土教を興起せられた15人の聖者としている。え?僕的には釈迦以外は全員が元悪鬼だろ?の一言です。そして…某学会でも提婆達多はよく取り上げてるのでこれにて打ち切り。

阿耨多羅三藐三菩提とは正覚(しょうかく)であり「宇宙の大真理」、悟りそのものである。とはいえこの文字列に悟りがあるわけじゃない。Wikiには言及されずロクに書かれていないが、分解すれば阿耨多羅とは無上、三藐とは正、三菩提が覚であり仏教の中心思想とされる。「我は正覚を得たのでこれより涅槃に入る」輪廻転生を繰り返し、ようやく正覚を得て解脱、おしまいである。だがこれは宗派により様々な解釈もある。それが先の話しに繋がる。極楽や天界に着いた途端、罪を犯すために人間に戻って願いを果たす。まぁ仏教はスピ的ファンタジー満載なので何でもアリだ。矛盾を矛盾と認めないからこそでもある。第一に諸行無常じゃないのか? 心や思考も環境も常に遷りゆくもの、不変ではないのだ。現代に狐の鳴き声を止める呪文をいつまでも唱えたところで意味は無い。その呪文で悪霊が去ると信じるのもいいけど_狐が住んで困ってる人の所でやってくれ。

昨日、追伸に龍神に触れたけども。大乗仏教経典に楞伽経という書がある。唯識論哲学でもあるが達磨の禅についても説かれているので多くに支持されているお経だ。ここに釈迦が楞伽島(スリランカ=セイロン島)でラーヴァナ(羅婆那)腕が20本ある巨人の羅王に説法する話しがある。ここには大勢の夜叉と羅刹が居た、とされる_どうやらスリランカにもエンキのラボがあって「早く人間になりたい」ベムいや鬼が集まっていた記録らしい。釈迦が訪れたのは竜宮と書かれている。それは「人間を食べる鬼が竜宮で別人になって出て来る」という部分だ。そして釈迦は出て来た者たちを釈迦の家に呼び聴聞するという話し。これは一見、ファンタジーだが真実だろう。となるとスリランカに龍神エンキの宮殿(ラボ)があった、そして二代目龍神となる釈迦ことニンギシュジッダが術後のアフターケアを父から任されていた、と分かる。

となるとギザのピラミッドも出雲神殿も、釈迦が建てたのは間違いないし、人間でもない。
そして提婆達多は釈迦の従兄弟だが弟子ではなく異母兄のマルドゥク(ラー)のことだ。提婆達多が自分の教団を持つ(アッラーのイスラム教)こと、アラブの王に取り入る(千夜一夜物語)楞伽経の部分も「史実」だ。しかもこの王に取り入る際には実名マルドゥクとして記録にも残っている。

ダイバダッタことアッラーは決して善なる仏ではない。根っからの半グレだが…人間を愛した。



ニコニコ またねー