他人との関りにおける習慣 | スパチーの独り言

スパチーの独り言

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令和 4年 9月 30日 金曜日、快晴。

金木犀が香ってますね。ウチのクチナシも幾つか狂い咲きしていて香りが似てるので、あれ?っと思ったけど遠くの金木犀だったようです(近所にない)。春の沈丁花と並んでいい香りですね。ウチのクチナシの香り程じゃないけど(爆) そういえば夜空を見上げてみましたか? 丑三つ時に家を抜け出して近所を徘徊いや警備巡回したりすると大きな星空が最高です。先日、太陽の話しをしましたが_宇宙空間、月面とかで星を眺めれば目も眩むようなプラネタリウムの世界かと勘違いしてる人もいるかもしれませんが、地球にいるより真っ暗でほぼ見えない。それが太陽と地球の関係であり宇宙の秘密。船の上から、例えば太平洋で夜を明かすフェリーなら360度満天の星空、天の川銀河も楽しめる。でも宇宙の船からでは地球の美しさを眺めるしかない。


さて。

善と悪を続けてきましたが。日本人に刷り込まれた悪魔の刻印は「心」に刻む恐怖だが、世界各地でその刻印は異なる。恐怖による支配は確かに嫌だが、おかげで没頭し繊細な感覚を砥いできたこと。それは言葉や文字だったり味覚や色彩、侘び錆びなど独自の文化を育んだ。また恐怖に支配される遺伝子は親から子へ受け継がれて来た。これはまた後で取り上げよう。その怯える心理の対極が暴力であり革命や反抗なわけで、そうした抵抗も無かったわけじゃない。時によって似たような感じがフランスだったりイタリアだったりするのかもしれないが_先日イギリスの話しに何度か触れたけども。

昭和世代ならイギリスといえば「太古の昔から永遠に世界一料理がまずい国と知ってるはず。日本やフランスとも今は仲がいいのに、なぜ今でも料理が激マズなのか。ある意味なぞと言う人もいるかもしれないが、これも親から子へ受け継がれてきたことでもあるし、基本的に彼らは料理が嫌いでもあり栄養だの味覚だのに興味が無いと言ってもいい。シェフを名乗る職業でさえも焼くことと温める(レンチン)ことしか知らない者がほとんどである。煮る、茹でるを知っていれば先生に等しい。シェフを捕まえたところで誰もパスタの茹で方さえ知らないのが現実。呆れるというより悲し過ぎて言葉も無いだろう。もちろん現在は日本のシェフも居れば世界の料理店もあるが_英国で食事だけはよく考えた方がいい。

まずい…

子供の食事といえばスナックかピザやフレンチフライ程度、というかそれ以外の物を拒否するだろう。当然だが親から受け継がれた食生活でもある。これも悲しい「刷り込み」と遺伝だ。おっとイギリスとは世界中百数十ヵ国を支配していた大英帝国である。お馴染みのオーストラリアやニュージーランドも_残念ながら白人経営のレストランはほぼ激マズなのは変わらない。海を見渡す白亜の宮殿のような高級レストランだったとしても要注意、どうやったらここまでマズく調理出来るのか在り得ないワザに真剣に悩むことになる場合も少なくない。日本人の評価の多さで選ぶべき。

世界を制したとしてもこんな味覚を失う悪魔の刻印も悲しい。我慢しながらも小さな世界で豊かに暮らして来た日本はマシだった、という見方もあるかもしれない。とはいえ世界の時は流れ、昨日書いたように制度も価値観も日々変化して来た。こうなると「繊細な日本語」があちこちで弊害をもたらしてくる。それが間違った解釈や誤った捉え方、逆の思い込み、歪んだ造語や新語といった弊害が次々連鎖する。近年の間違った心理学の多くもそこにある。もちろん心理学に限らず聖書の翻訳も仏教の経典の解釈も同じこと。しかも…これらも遺伝と同じく「受け継がれてゆく」こと。

他人との接遇以外の悩み、例えば自身の身体の不調など個の悩みを除き、「他人との接し方」における悩みは膨大で千差万別かつ繊細な悩みである。オラオラ系やボス猿系はせいぜい「モテない」程度の悩みだろうが、その周辺の人たちが悩むことになる。そしてその周辺にさえ溶け込めない者、誰とも付き合えない者、怯えながら愛想笑いがツラい者… 様々な人間がいる。いつも迷ったり怯えたり頭にきたり。相手が上司や先輩、老人だったりもあれば親友だったり家族だったり恋人かもしれない。あるいは付き合いも無い近所の人や買い物先の店員だったりするかもしれない。要はこれらの悩みも「刷り込まれた」ものであって日本人独特な感情であること。真面目で繊細に形成された遺伝子だからこそだ。

日本で培われたDNAは親が子を溺愛すること、将来を託したり自分の夢を投影したり、過保護であることが原因でもある。もちろん中には反面教師のような外れた場合もあるが、どちらにせよ統一され共有共通化していく。この根底にあるのが「上の許可が居る」という刷り込みだ。日本ほど子供を叱る国は無いし、その文化が否定されることも無い。子供の頃は何かをしでかし「叱られる」日々を送る。叱られる以前に「親が機嫌よくなるよう」に行動する思考を持つ子供さえ出て来る。日本の子育てにも叱り、躾という「恐怖統治」が用いられて来たこと。国家、政治と同じ「逆らえば処分」される恐怖に置かれた日本の子育て。

海外では先進国なら放任であり、生まれたときから家では一人で過ごす。それ以外の場合はそもそも「家族の為に自ら進んで働く」である。日本での非行なんて可愛いもので、日本人から見ればどこの先進国の子供も「どうしょうもない」ほどだろう。まず躾という規則はほぼ無い。貴族や王族だけの話しだ。なので万引きやサボるなんて日々当然であってしたことがない子供を探す方が困難だろう。それが良いとも正しいとも言えないが、だからといって「親が機嫌よくなるよう」に「上の許可が居る」精神を植え込むのは正しいだろうか。(これを官僚は忖度と習う)

叱る

コンサルの仕事を長いことして来たが、人様から対価を頂くプロとして意見するなら俯瞰して見直すことと「正しい」かの基準、根拠に間違いないか、対処療法になってないか考えて欲しい。これは宗教従事者も同じこと。本人の捉え方次第とはよく言われる。しかし被対象相手も所詮迷い彷徨う羊に過ぎない。他人を操るのは頼られたとき、頼られない限り他人を操るのはほぼ不可能_だから対処療法や延命措置を施してないか。誰もが神と奴隷ではない、誰もがどんなときも自分のために行動しているということ、それがたとえ仕事や命令だったとしても。

支配者(親)の満足や機嫌をとるために下の者(子供)を指導してはならない。
「宿題が終わるまで(TVや食事)させないからね」 正座させたり体罰は「正しい」か。
あなたのDNAに刷り込まれた恐怖統治、子供の将来??あなたが納得するためではないのか。
子供の躾だけじゃない。悩む大人、親、夫婦、姑嫁、恋人、職場… 「それ本当に正しい?」



ニコニコ またねー


p.s.

日本の政治基盤も同じこと。
なんたってあのシトに世話なってっから食えてんだべ、皆で応援せな、な?
でしょ?
地元の名士なんて大抵は地元一の御殿を構えた地主、暴力で小作人を従えてのし上がった_
元々は幕府(城主)の命令で敵を殺して奪い取った土地を分け与えられた鉄砲玉に過ぎない。
明治に入るまで読み書きさえ教わらず年中働かされ何もかも奪い取って来た地主のことだろ?
それが「長いものには巻かれろ」簀巻きだろうが大蛇だろうが「お気に召すまま」生贄の文化。
そいつさえ居なければ誰もが幸せで豊かになっていたはずを独り占めしてきた元凶だろ
それが徹底農耕民の日本と西洋の違い。守るべきものを守らず支配者に忖度してきた日本史だ。
そして契り、血判で自らを正当化し守り固め、民を搾り上げて来たのが「契約」聖書であり神道。
農耕と狩猟、そして遊牧と騎馬。奪う側か奪われる側か、争いを避けた人々は世界どこの民族も高い山へ山の奥へと移り住んだ。チベット、ヒマラヤ、アルプス、アンデス_日本ならサンカだ。それが19世紀までの世界。ただし支配者への上納ピラミッド構造は未来へと続くだろう。
争い、覇権の欲望は止まることが無い。それが権力であり奪う側「支配者」である。
いつ目を覚ます? ウソとまやかしの日本史、命や人生を支配者に捧げるだけの誤った文化に。
地元に地主としての地盤の無い議員は_宗教団体を頼ることになる…