説一切有部 | スパチーの独り言

スパチーの独り言

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令和 4年 8月 24日 水曜日、快晴のち雷雨

今日も朝からピーカン照りの気温34℃、タオル巻いてDQウォーク。雲一つない青空を見上げ、飛行機を↓パチリ。家へ戻り、着ていた服とタオルを洗濯機に入れスタート、シャワーを浴びて布団を干していたら防災無線「熱中症警報が発令されています」。洗濯物を干し終えてネットを見ていたら、なんか涼しい…障子を開けたら じぇじぇじぇ!土砂降りぢゃないか! 最悪のタイミングだ。急いで布団(と座布団)をしまい、洗濯物を取り込みはしたものの_」急な激しい降雨だったので ずぶ濡れ、もはやプールに沈めた布団かよ、っていう…まいったな。一応チェックしたんだよ? 「降水確率0.0%」 だった。あの飛行機雲見て直後に豪雨になるとは誰も予想できない_  いや、湿度と上空の寒気を見抜くべきだった?とにかく大失態。

ひこうき雲


脱衣所を締め切って乾燥室に仕立てた。脚立を立てて下に乾燥機。何もしなくても「床上浸水ですか?」ってくらい水が出てくる。布団の下は水溜まり。ただね、直前までピーカン照りだったから布団の裏側はめっちゃ熱いまま。どうにかなるだろうと…脱水タンクだけ捨てに乾燥室の様子を見てます。が、その後ずっと強い雨が続いてます、カミナリも鳴ってる。湿度を考えなければとても涼しい。もう6時間以上乾燥させてるけど、まだ端っこが濡れてる。一人暮らしなので布団は一つしかないんだよねぇ。


さて。

昨日はキリスト教の死んだらどうなる?を書きましたが。面白いですねー、というか世界随一日本だけは歴史と共に次々と新たな「追加創作」が増える。そんなの宗教というよりカルトも超えてもはやマンガだろー、という気持ちは分かります、が、それが日本らしさでもある。中国も若干日本気味ではありましたが日本ほど「妄想炸裂、どんどん作って話を追加しよう」的な文化は無い。もはや日本仏教は釈迦の考えとはト--ク離れていきますが「そんなの関係ねぇ」です。

というわけで仏教に戻りましょう。そもそも釈迦はあんな膨大な経典など書いて無いし、言ってみればただの行き倒れの乞食なわけで、その生き方と根性を後世が祀り上げた幻影かもしれない、と書いたことがあるけど、その最初の祀り上げた人々が増えてゆき、様々な創作が加えられていくことになる。その中で「宗教つったらお前、死後の世界書かなきゃはじまんねーだろ」ということになる。仏教学者を名乗る「経典がすべて」な原点や背景を考えない者たちが多く、矛盾を指摘してもはぐらかすだけなので相手にできないのだが、「全てを捨てて家族まで捨てて」自分だけの世界に籠りたかった人間が他人に説教などしない、教えるものなど無い、という最初の矛盾すら無視したところから_「すべて後世が積み重ねた捏造」と断った上で話しを進めよう。

本来は死後のことには触れてないし考えてもいなかった。最初の経典を編み出したのは仏教の第二祖といわれる大迦葉 महाकाश्यप マハーカッサパである。この後、当然3番手も出て来るのだが…そもそも「すべて」出典元が怪しい。釈迦をはじめ誰一人、正確な出生も分らず名前すら怪しいこと。釈迦の生没すら正確に分かっていない上に、この始祖2人の名前が怪しいのだ。この捏造の背景には当時のヴェーダ教やアーリア人への反発、独立運動があったため、と踏んでいるのだがどうだろう。釈迦はゴーダマ・シッダルタが本名とされるが釈迦とはシャーキャ族という部族名の意味でしかない。そして本名の苗字とされるゴーダマもインド神話に出て来る名前でしかないこと。名前のシッダールタも「達成した人」という意味である。要するに「すべて空想」説が非常に高い。そして2番手のカッサバもありふれた名前「田中太郎」のようなものだ。

インドではシャーキャ族がバラモン系のゴーダマを名乗ることは在り得ず「不可能」なことだとしている。源頼朝が「明日から平頼朝と呼べ」みたいなものだ(笑) 何一つ証拠や確証を得られるような資料は皆無。なので熱心な学者は「きっと先祖が相手の養子になったことに」という捏造まで堂々と語っている場合もある。生没年すら分からない、すべて捏造だから、とも片付けられる。ちなみにもう一つの名前ブッダも「目覚めた人」という意味でしかなく、当時の宗教に長けた者はすべてブッダと呼ばれていたこと、仏教だけの言葉では無い。釈迦の出路についてはかなり書いているので端折るけど、骨と皮だけのボロボロの乞食が助けられ、「もーやーめた」と言ったところで梵天が現れ…ってさ。造りが雑というか後世ここまで発展すると考えてなかったのかもしれんけど、強引で辻褄合わせがテキトー過ぎてる部分は否めません。

高峰三枝子
昭和世代のお釈迦さまといえば高峰三枝子。50年前か!


とにかくインドの片田舎でヴェーダ教は嫌だ、バラモン教も違う、アーリア人もヤダ、って人たちが集まって興したのは間違いない。そもそも「誰が」亡くなったのかは分からないが、後に釈迦とされた人物を火葬し取り繕ったのはバラモンの一団に監督されたマッラ族でしたよね? そして経典に残るそれらしい行動も「亡くなる1年前から」で、その一年前にシャーキャ族(釈迦一族)はすべて滅亡していること…都合良過ぎだ。その8つの国が釈迦を認め遺骨を求めたとされるのだが_神話が一人歩きして8つの国をまとめた話しな気がする。日本神話のようにね。第一に当時インド全域で信仰されていたヴェーダ教を否定したがために居場所すら無かったはずで、平たく言えば悪魔崇拝のカルトのように思われていたに違いない。だからこそインドからは姿を消し、チベットや東南アジアで広まっていったわけで、その中で大きく二派に別れたのは「ヴェーダ教やヒンドゥー教とも仲良くして受け入れてもらいましょうよ」というのが大乗仏教や密教であってそれら他の宗教の神々を追加創造した、ということだろう。インド人は日本人より用意周到…ミスもあるけど。

とはいえ多くの経典や神仏は大化の改新以降のこと。ここも超怪しいポイントでもある。死後の世界についての話しも、ほぼこれ以降と言っていい。「説一切有部」という集団が仏教の根幹を創造しているわけだが(追加や削除、新設すべて)そこで共通認識が図られ死後の世界も共通項目が揃ってくる(四十九日など)。だが閻魔様なども何度か書いているように、近年になってどんどん増えていく。さらに日本で勝手に日本独自の諸説も捏造されていった。この死後の世界の始まりはの時代から。すべて繋がってきますね。閻魔や大日如来、そして鞍馬山も、みーんなココカラ。その死後の行き先を司る10の神(十王)が完成し、初七日の不動明王から始まって5番手(50日目)が閻魔大王なわけだが、三途の川なんてのは日本オリジナルだし、鎌倉時代末期には10の神(十王)を日本では勝手に13の仏に変えてしまう。江戸時代まで来ると、もはやどこをどう付け変えたの、って程に新設オプションが増えてしまっていた_ってことになる。

仏教は僧侶よりヒンドゥー教徒に教えてもらった方が正確かもしれない。少なくともインド人に一度聞くべき。そして高峰三枝子さんの釈迦を改めて見ると、やはり釈迦がパンチパーマなわけが無い、というか在り得ない。螺髪は間違いなくニンマーのカールヘアーだと確信出来る。

明日書けるかなぁ、仕込みと準備次第ですけど。
次は来週になるかも、しれませんので悪しからず。あ、布団はなんとかフワフワに戻りました。



[毎日が愛酒の日]

最初の一杯は、とりあえず〇〇!


今日は「あいしゅの日?」アイスも好きだけども。こっち来てから最初の一杯はいつもプレモル。最初だけだね、ビールは。若い頃と違ってビールなんて1ケース飲もうが酔わないし、すぐ出ちゃうという割高なだけなのでね。2杯目からは日本酒です、ザルなのでなるべく酔える方へと進んだ結果、普通に一升吞んでしまう。ま、相手によってウィスキーの時もあれば焼酎の時もあるけど、基本は一人1本ってとこ?
と、今週末はオフ会につき(土曜がオフ会、日曜は都内で仕事)とお伝えしてますが、一部の気の早い?遅い夏休み?僕が心配?なチームが前乗り(前泊)で金曜から来ることになりました。というわけでネットをしてるヒマは無くなり、8/26金曜から日曜までブログは3連休となります。ぜひこの機会に数日分だけでもさかのぼって読み進めて頂ければ恐縮です。

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ニコニコ またねー



西遊記とシルクロード繋がりで: 久保田早紀 「異邦人」 (これも42年前か…)



p.s.

深夜0時頃って
相変わらず(創設以来ずっと?)アメーバ重たいというか、サーバが固まりやすいよね?