木花之佐久夜毘売 | スパチーの独り言

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令和 4年 5月 21日 土曜日、曇りのち雨。

決算の他に飛び込みで仕事が入り徹夜で仕事。 朝五時に作業完了メールを送り、昼近くまで寝てしまった。 そして午後から決算の仕分け入力。 来週には国税庁へ行けそうだ。


さて。

愛と淫欲の宗教史を辿って来ましたが。 宗教と言ってはいけませんね、神々と人間の抑えきれない性衝動と無慈悲なおこない、と言った方が正しいかな。 現在の日本を筆頭に西側諸国はアメリカとキリスト教のプロパガンダに洗脳されきってますが、キリスト教が世界を席巻する前までは、どこも一夫多妻制度だったし、同性愛も認められ_そもそも多神教だった。 あのローマやギリシャでさえユダヤに洗脳されるまで多神教だった。 そう、冷静に考えればキリスト教とは人類抹殺を図る神という名の悪魔崇拝かもしれない。 恋愛も自由を奪われ、社会全体も人と人とも契約で縛られ、すべての個人をがんじがらめにする制度、教えだ。 秩序と安定はキリスト教でなくてもイスラム教でも仏教でも実現できる。 嫉妬、不倫や浮気、差別や排他はキリスト教の価値観ではないのか?

というわけで。 強引なまとめはやっぱ無理があるので昨日の続き。 まずアマテラスことアブラハムは九十九歳で妻との間に子供ができなかった。 原因はスサノヲことマルドゥクのせいかもしれないが、夫婦はとっくに諦めていた。 聖書には次のように書かれている。

暑い昼下がりに3人の神々が夫婦の前にやって来る。 ソドムを破壊する直前のことだ。

創世記 18章:11~

「あなたの妻サラはどこにおられますか。」 「天幕の中です。」
「私は来年の春、必ず戻って来ましょう。その時、あなたの妻サラには男の子が生れる。」

アブラハムとサラとは年が進み老人となり、サラは女の月のものが既に止まっていた。
サラは心の中で笑って言った。

「私は衰え、主人もまた老人であるのに、私に楽しみなど在り得ましょうか。」

ここでサラが(アガってるのにできるわけないじゃん)と笑ったのを神は見逃さず、「お前、神にも出来ないことがあると思って今笑ったろ?」 とアマテラス夫婦に言う。 サラは怯えて 「笑ってません」 と答える。 このサラの心情の解釈、翻訳が色々あって 「今日まですっかりご無沙汰なのに」 と訳しているのが正直な感じですね。 サラは昔はセクスが好きで愉しんでいたこと。 この二人の心模様が面白い。 サラは10歳下なので八十九歳だ_おばあちゃん、その身体は妊娠して大丈夫なのか? という心配もあるけども。

というわけで翌年、百歳と九十歳の老夫婦に子供が生まれる。 当然だが龍神エンキによって眠らされ二人とも竜宮城(ラボ)にカメ(円盤)で運ばれ受胎したということ。 とはいえ…実はサラではない女中(奴隷)との間に以前八十五歳のとき子供イシュマエルができていて、それをサラはずっと根に持っている。 この話しも長くなる(アラブの祖となる)ので今日は割愛するが、百歳で二人に初めて生まれたのがイサクである。 そしてその息子を連れていったのが諏訪モリヤ山_ミシャグチ神とは 「ミ・イサク・チ」のことである。 ということでイサクはアメノオシホミミ(天忍穂耳尊)のこと。 イサクはレベッカ(栲幡千千姫命)と結婚し、彼らもまた還暦にしてようやく子供を授かる。 しかも双子、ヤコブとエサウだ。 日本神話では3人に書き換えられている、というか出雲まで兄弟じゃおかしいですよね。 だけど出雲での国譲りとはヤコブとエサウの財産継承争いのことかもしれない。 ということでヤコブがニニギノミコト(瓊瓊杵尊)である。

実はヤコブことニニギは母レベッカから偏愛され、イサクはエサウを溺愛していた。 ここでは簡単な説明だけにするが、代々財産継承争いが続く。 イサクことオシホミミはエサウに財産を譲る気でいたが、それを知ったレベッカこと栲幡千千姫命がイサクをダマしてヤコブに継承させる。 そこでエサウが兄を殺そうと計画したため、レベッカはニニギをレベッカの兄ラバンが住むタカマガハッラーンへ逃がすのだ。

で。 ニニギといえば、そう、美人で名高いコノハナサクヤヒメ(木花開耶姫)ですね。

高天原のラバン叔父さんこと大山祇神の下で働き始めるニニギことヤコブ。 ラバン叔父さんには二人の姉妹、レアとラケルがいた。 真面目に働くニニギにラバンは給料を出すよ、と言う。 そこでニニギは 「ラケルさん(木花開耶姫)と結婚させてくれるなら無償でこれから七年働きます!」 と申し出る。

旧約聖書:創世記29:17

「レアの目はどんよりしていたが、ラケルは顔も瞳も美しく姿も愛らしかった。」

七年が過ぎ、結婚式を迎える。 初夜となって真っ暗な部屋に新妻がベールを被って入ってくる。 翌朝、ニニギは目を覚まして青ざめる_ラケル(木花開耶姫)と思って抱いたのはレア(石長比売)だった。 怒りが収まらないニニギは叔父さんこと大山祇神にくってかかる。 ラバンは言った。

「この国では姉より先に妹を嫁がせることは無いぞ? もう七年働けば妹もお前にやろう。」

というわけで七年後、ニニギの3P生活が始まる。 当然のこと…セクス相手は木花開耶姫がほとんどで石長比売とはほとんどない_のだが、ラケルには子供が出来ず、レアは一撃必中で子供が出来る。 この部分も日本書紀では 「いくら天神でも一夜で孕ませることはできない。」 それに怒った石長比売が産屋に火を点けさせ 「子が天孫の子であれば傷つかない、そうでなければ焼け死ぬ!」 と誓約をしますね。(そもそも天孫じゃないが。 というか…結婚詐欺はお咎め無いのかよー)


やれやれ ┐(´∀`)┌  こうした比較紐付けは各国で表現も異なるので面白いですよ。

レアとラケル

[ダンテが見たラケルとレアの幻影] ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1855年)

どちらがラケル(木花開耶姫)か分かりますか?(どっちも清楚で可愛いと思うぞ)




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