✺ エッラ・エポス | スパチーの独り言

スパチーの独り言

原則、記事は前日の内容に関連してます
気になったら前へさかのぼってご覧ください
独り言で恐縮です
神社仏閣を「好き」になって欲しい
でも依存と鵜呑みはダメ
※お願い 嫌がらせ防止のためお読みになる前に
まず【記事タイトルをクリック】して頂けると助かります

古代史_というよりもニビル、アヌンナキの研究をしてる人は同じ資料を見てるはず。 まずはアトラ・ハシース。 まさにコアであるけど全体のあらすじに過ぎない。なんせ原版がたった3枚しか発見されてない(と言われてる。50枚が当時既に日本に持ち込まれていたことも世界中の秘密だ)。
そしてエヌマ・エリシュ。人間による統治の時代だが紀元前1700年に書かれたアヌンナキの説話だ。これを基に世界各国の創世神話、神々の戦いが描かれることになるが、この原点で既に歴史や名前がごちゃ混ぜなのだから、ギリシャ神話もインド神話も北欧神話も混乱しているのは仕方ない。 しかも宇宙も過去もマルドゥクを中心にマルドゥクをヒーローとして書かれているものもあったりする(まだマルドゥク生まれる前だろ)。とはいえエヌマエリシュは7枚1,000行ある。これは周辺各国でも翻訳複製され見つかっているが…やはりマルドゥクが神々の中の神である、とされているものばかり。 神話ならエジプト神話の方がまだ参考になる。 日本神話や日本の古代文献は暗合を解く楽しみもあるけどね(笑)


 
e-nu-ma e-liš la na-bu-ú šá-ma-mu
上にある天は名づけられておらず、

šap-lish am-ma-tum šu-ma la zak-rat
下にある地にもまた名がなかった時のこと。

ZU.AB-ma reš-tu-ú za-ru-šu-un
はじめにアプスーがあり、すべてが生まれ出た。

mu-um-mu ti-amat mu-al-li-da-at gim-ri-šú-un
混沌を表すティアマトもまた、すべてを生み出す母であった。

A.MEŠ-šú-nu iš-te-niš i-ḫi-qu-ú-šú-un
水はたがいに混ざり合っており、

gi-pa-ra la ki-is-su-ru su-sa-a la she-'u-ú
野は形がなく、湿った場所も見られなかった。

e-nu-ma DINGIR.DINGIR la šu-pu-u ma-na-ma
神々の中で、生まれているものは誰もいなかった。

            [ エヌマ・エリシュ ]


そして聖書も欠かせませんね。これこそエンキの告白のようなものだが、やはり自分を美化しエンキによる人類創生と悪魔の契約書でしかない。国によって解釈(妄想?)のされ方の変化が凄いですよね。 バビロニア一帯の最高神とされたマルドゥクは、聖書では大天使ミカエルとなり西欧では羽のあるイケメンで、軍師長でもあって「出来過ぎ」だが、東洋では不動明王になる (こっちの方がしっくりくる)。 なぜか。

そもそもマルドゥクが神として崇められたのはバビロニア一帯。 実は聖書にミカエルはたった2行しか書かれてない(ダニエル書:10章,12章)。 イケメンでも軍師でもないのに、どうして西欧で人気なのか。
お気付きの通り「捏造・すり替え」改ざんがおこなわれた、というかユダヤ教(ラビ派)とカトリックだけが聖書に無い「ラビ伝承」というものを追加しているためだ。 だから捏造されたものを信じてる。もう話しの内容も年代も滅茶苦茶だ。 例えばロトをソドムから逃げ出させる件、イサクがいけにえにされる件、これはアブラハムをすり替えてますよね。それからモーセを導びいたとか。いやはやもうラビは何でもかんでもミカエルの実績にすり替えれらている (ヒーロー扱い=父エンキの指示でしょ) 。
なのでプロテスタントや他の宗派やイスラムではただの2行分の「名前はあったね」の存在でしかない。

アベルの子孫=聖書の預言者たちの年代や系譜も大事だし、日本に絡んでくる時期といえばプトレマイオス王名表ですかね。バビロニア_も定義が曖昧なのに百数十代もの王がいるし、その中にはマルドゥクをあやかったマルドゥク王も何代も出てくる。紀元前3,200年頃には数百万人が住んでいたであろうユーフラテス川流域はシュメールと言われるのが紀元前2,900年頃だし、アッカド帝国もそのすぐ後だしウル王朝もイシン王朝被ってるし、シュメールとアッカドの王という名前も何度か出てくる。 収拾付かないが_専門家も「まとめて古代バビロニアってことで」になってる。

こんな収拾付かない状態、王国だらけにしたのがアムル人たちと言われる。 その混乱期、アムル人が記したのが 【エッラ・エポス 】 だ。
このエッラ・エポスこそが 「ニビルとアヌンナキのすべて」 が書かれたものと云われるのだが… 日本にはそのエッラ・エポスの情報の欠片も存在しない。 特にエンキとエンリルの確執、責任の擦り付け合いなど、詳細が記されているのだが。  まぁマルドゥクが書かせたとも言われてるから怪しいっちゃ怪しいのだが、別視点でのアヌンナキ史かもしれない。 紀元前2017年イシン王朝の将軍であったアムル人、イシュビ・エッラが独立し南部メソポタミア最大の国家であった頃に書かれたものだと推測するが、このイシン王朝がラルサ王朝に滅ぼされ、ハンムラビ率いるバビロンが到来するまで アヌンナキ達はまだ この陰に地球に居たのではないか、と僕は考えてる。

エンキの最後の仕事は
マルドゥクをヒーローにする(親ばか)」
アマテラスを一国の最高神にする
ガド族の約束・聖書の預言
であって、それが
1.捏造チーム編成 と
2.山幸彦の嫁プロジェクト (浦島太郎)
の2つを最後にラボを破壊したのだろうと思う。 (ついでにエンリルのモノノフ隊も潰せ、かもね 笑)

エンリルの仕上げは
マルドゥクをバベルの塔もろとも消すこと
マルドゥクを神とする国々(バビロニア一帯)を民もろとも消すこと
「マルドゥクのせいで何もかも台無し(エンキ以外一同うなづく)」





今日は頭の整理でした。
ギルガメッシュにはノアの親父も確か出てくるよね…忘れてるなぁ
アヌンナキ達が表紙のでっかい電話帳みたいなの、皆持ってるよね(笑)


またぬ~ん(^-^ )/




➡ アヌンナキ関連一覧