まぶしいくらいのいいお天気☆

テンションがあがりますな♪

ということで

☆今日の短歌☆

水煙の天つ乙女(あまつおとめ)が衣出(ころもで)の ひまにも澄める秋の空かな
~会津八一~


この歌は薬師寺の歌の第三首(3/4)だそうで。

まさに今日のようなお天気の日に詠まれた歌なんだろうなぁ…と。

水煙っていうのは、五重塔のてっぺんとかにある
相輪と呼ばれるものの上のほうにある
火炎状の銅版のことらしい。
よく、ほとけさまの後光みたいな、めらめらとしたオーラみたいなやつが
あるじゃない?あれですね、あれ。(どんだけ適当なんだ…w)

薬師寺の東塔には、その透かし彫りの火炎の銅板(水煙)の中に
飛翔する天女が彫りこまれているんだけど(=天つ乙女)

(なんだかこれ↓のことらしい)  ※Google先生の画像検索より拝借。

$コイノタンカ  (…と、今日のヒルメシ)-suien


その天女たちが、音楽を奏でて飛翔する衣の袖のあいだにさえ
青く澄んだ秋空が見えるじゃないのよ~っ!
(あぁなんて美しいんだ…!)
という意味の歌です。

この、わずかな水煙のすかし彫りのあいだから見える空は
晴れ渡っていればいるほど、空の青さとのコントラストで
よりいっそう美しく見えたのでしょうね。。

しかし天女?いったいどこにいるんだ…
と思い、ふたたびGoogle先生のお力を借りたところ…
いました、いました↓


$コイノタンカ  (…と、今日のヒルメシ)-suien2


よぉ~く見ると、
たしかに天女たちが!!

しっかし、これ、薬師寺の東塔のてっぺんにあるわけだけど
会津八一はこれが地上から見えるって
いったいどんだけ視力がいいってこと…?
…なんて、そういうことじゃなさそうですね。

まさにこれは、こころの眼がみている景色。
いにしへの都へと思いを馳せながら
音楽を奏で、秋空を飛翔する天女たちを
自らの美意識のなかで一体化させた、景色。

…美しい。

美しいものを美しいとおもうあなたの心が美しい
なんて言葉があるけれど、まさにそれ。
空が美しいのはいうまでもなく
このわずかな水煙のすかし彫りのあいだから
秋空の美しさを感じ取れるその感性が
そしてその心の状態が
美しい。

美術館にいったりする。
「いったいなんなんだこれは」
っていうような、意味不明の絵や彫刻もあったりする。
そこから何を感じ取るか、なにを見るか
っていうのは、ほとんど見る人の心の状態によるもの。
(…だと思う。)

さて、
今日のこの晴れ渡る美しい空をみて
一点の曇りもない幸せを感じられたあなたもわたしも、
よい週末を…♪