「裸でなにがわるい!」



いやぁ~、ごめんなさい、笑いました。

なんでマッパになったんだろう。。

妄想のなかで止めておけばよかったのに~。

あーあ。草なぎ・・・


ということで、公然わいせつ罪でつかまらないように

アタマのなかだけですばらしき妄想をひろげ

すてきなセカイを描きましょう。

娼年 (集英社文庫)/石田 衣良
¥420
Amazon.co.jp


きたないはずことも

グロイはずのことも

見たくないはずのことも


とても美しいことばの泉にほうりこめば

こんなにも綺麗で儚く輝くもの。


エロティシズムや変態性を

ごく普通の少年の客観的な視点によって

語られるそれは、どこか身近で

人間のごくふつうの営みと並列で、

個性のひとつのように思わせるという不思議の波に

のまれたらもう最後。


ワールドに嵌りきりでもう大変。

電車のなかなど、公衆の面前では

字面を追うのさえも憚れるほどのことばの群れを

追いたくて飲み込みたくて堪らない衝動に駆られてしまう。


そしてなんといっても

過激な性描写は

谷崎潤一郎大先生を思わせるような

華麗で美しさに溢れる大輪の花を

繊細な筆先でなぞるようなタッチで

これぞ藝術の極みだと言わんばかりの

艶かしさで、鮮やかに描かれている。


公園で裸にならなくても

じゅうぶんに満たされて裸になれる

そんな本です。

公園で裸になるよりも

刺激的な媚薬が

そして脳みそを揺るがすエクスタシーが

この一冊にはちりばめられています。


是非お試しあれ・・・