あいたい、あえない は、
なんとも言えず甘くてスパイシーで素敵


なのに、


ほんとうにあえない、は
どうしようもないくらい絶望…!っちゅーことで、


☆今日の短歌☆


山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく
~万葉集第二巻より 高市皇子~



なんともせつない気持ちの歌…の解説に入るまえに
チョット、作者である高市皇子について☆w


むかし国語の教科書で「長屋王木簡の発見」とかいうのが
あったのを覚えていますか?(笑
懐かしいですよねーーーwww


小学校だか中学校だかどっちかの国語の教科書だった
ような気がします。

王!とか言うもんだから、どんなお話だろうと思ったら、
なんだか木の切れ端みたいな(って失礼w)
木簡がみつかった…っていう、たったそれだけの話だったので
なんだか拍子抜けした記憶があります。w


(まぁ、木簡が紙の代わりになっていた云々…ということはさておき)

…そんな、長屋王のお父さんがこの高市皇子なわけです。


さて、この歌。

この歌は十市皇女(とをちのひめみこ)が亡くなったのを
悲しんだ歌なのです。


山吹の立ちよそひたる山清水 汲みに行かめど道の知らなく


山吹の花が咲いている山の清水を汲みにいこうと思っても
道がわからないのです…


山吹の黄色と清水とで、黄泉(よみ)のイメージを描いています。
高市皇子の名をあまりに有名にしたと言える、この挽歌。
さすが、美しい描写がなんとも秀逸ですね。


十市皇女(とをちのひめみこ)と高市皇子は異母姉弟の関係でした。
異母姉弟って、その響きだけでもどこか怪しい、いや妖しい
ニオイがぷんぷんしますよね…


やはりこの歌に詠まれている想いをよみとる限り、
とても姉弟の関係だけではないような感情がみてとれます。
ムフフフフ…


逢いたい、逢えない、の微妙な加減はかなり私も好きですがw
ほんとうに永遠に逢えない なんて信じられないくらい、
言葉で尽くせないくらい哀しいこと。


山吹が咲いている山の清水を汲みにいこうと
黄泉の世界へと続く道を見つけたいと彷徨う
皇子の魂の叫びがなんだか聞こえてくるようです。


ちなみに私、この高市皇子のリアル子孫なんです!

って情報は、いらない…?www