※題名は適当です
こんなことだらだらと書いてもいいのか解らんが、まぁ。

蛇の祟り

婆ちゃんによく聞かされた話なんですが、婆ちゃんが子供の頃は
家に風呂が無かったから近所の銭湯に行っていて。
そこに背中一面がヘビの鱗のようになった子がよく来てたそうだ。

詳しく言うと、爬虫類特有のざらっとした質感も再現したリアルな刺青
という感じらしく、その子は当時有名だったらしいです。

なんでも、マムシを獲って売る専門の家系で、そういう仕事をしていると
何代に一回かで祟りに遭うそうです。
今もマムシ酒というのはありますから、どこかでこういう祟りが起きていても
おかしくはないわけです。公にされないだけで・・・。







きつねの神様

これも婆ちゃんの子供の頃の昔話。婆ちゃんのお祖父さんに当たる人が
病気(何の病気かは忘れたが、当時としては難病だったみたい)で危篤状態にあり
親戚一同、医者と一緒に集って最期を看取ろうとしていた時のことだ。

その前にちょと話を数年さかのぼるよ。婆ちゃんのお父さんがある日仕事が終わって
家路についていた時、綿の塊のようなフワフワとしたもの(僕が思うにぬ~べ~に出てきた
ケセランパサランみたいなの)が服に纏わりついてきてゴミだと思い、
適当に捨てても捨ててもくっついてくるものだから
これは何かの縁に違いないって思い、そのフワフワを神棚にそなえて
守り神として毎日お祈りしてたそうだ。

それから数年後、話を戻して危篤状態のお祖父さんだ。
医者にももう既にできることは無いと、四面楚歌である。

その時なんと!お祖父さんの枕元に光が差し込み、きつねが現れたんだそうだ。
みんな仰天。だが次の瞬間、飯も食えずに衰弱しきった祖父さんがいきなり起き上がり
全身を痙攣させながら両手のひらをあわして読経を始めた。
とても、危篤状態の人間ができることじゃなかった。
ある程度読経を終えると、そのままの姿勢で話し始めた。
「わしはこの家の者に大変よくしてもらった、恩返しにこの者(祖父さん)の病を治してやろう」
というようなことを言い出すのだ。そして
「その猫を・・・押し入れに入れえっ!!」
と、今度は側にいた飼い猫を毛嫌う一言を放つ。家の人がすぐに猫を押し入れにしまった。
あとで解ったらしいが、お稲荷さん(狐の神様)は猫が嫌いなんだとか。

祖父さんは続ける。「夜明けまでに”お揚げ”を用意し、山の頂上に置いてくるのだ」
これを3日続けるように言うと、お祖父さんは気が抜けたかのようにパタリと寝てしまった。

現れた狐は、煙となり神棚の中に吸い込まれていったそうだ。

それから言いつけを守り、揚げを頂上に用意すること3日間でみるみるうちに
お祖父さんは回復し、3日経つと自力で起き上がれるようになったんだとか。

それから更に数年経って、第二次世界大戦が始まる。家は爆弾で焼けてしまうが
きつねの神様は早々に立ち去って神棚からはいなくなっていたそうです。





婆ちゃんからは、本当に色々聞かされます。怖いかどうかじゃなく
昔はすごく身近なところでいろんな不思議があったんだと思います。
ここに書いたのは、忘れられてはいけない話だと思ったからです。
まぁ僕の記憶も曖昧なものなんで、細かいところは間違ってたりしますがw

ケータイ小説の様な文章になりましたが、もし良ければ感想下さい。