今日は感受性について、改めて考えてみたいと思います。
感受性が強いことで生きづらさを感じている人もいるかもしれません。
けれど、人には持病があったり、アレルギーがあったりするように、
感受性の強さも“体質”の一つだととらえて、上手に付き合っていくことが大切です。
少し前のことですが、息子と病院に行ったときの出来事を思い出しました。
その待合室には、あるお母さんと娘さんがいました。
親子は、最初は共通の知り合いの話をしていましたが、
やがてお母さんがスマホで何かを調べはじめ、娘さんに
「今夜、日本地図を覚えないと寝かさないよ」と言ったのです。
その瞬間、娘さんはうつむきました。
そのとき、娘さんの気持ちが私の中に一気に流れ込んできました。
人前であんなふうに言われて、どんなに嫌だっただろう。
言い返すこともできず、ただじっと我慢して、その場が過ぎるのを待っている。
その気持ちが胸に迫り、私まで苦しくなりました。
本当は「大丈夫だよ」と抱きしめてあげたかった。
けれど、その子にはその子の領域がある。
私が勝手に踏み込んではいけない、その線を感じました。
感受性が強いということは、
相手が黙っていても感情や思いがダイレクトに自分に伝わってくるということです。
でも、たとえ気持ちを受け取ったとしても、相手の領域を尊重することも
同じくらい大切だと改めて感じた出来事でした。
今日はこの辺で終わります