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「ロベレ将軍」
言わずと知れたロベルト・ロッセリーニ監督によるイタリアン・ネオ・レアリズム」映画の秀作です。まあ個人的にはイタリアン・ネオ・レアリズム」よりマカロニ・コンバット」の方が魅力的なのですが()
さて、この「ロベレ将軍」のビデオですが、最初はその存在すら知りませんでした。発売元は「東宝」で、いかにも古めかしい昔のビデオという感じです。おそらく、バブル期前のレンタルビデオの黎明期に発売されたものと思われます。北陸軍管区当時に、居住市内の掃討作戦を完了後、その矛先を周辺市にまで広げた際に見つけた時にはビックリしました。一昨年にブルーレイ&DVDがようやく発売となり、鑑賞も容易となりました。



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「ローマで夜だった」
「CINEMA LAND」と聞いて、「ああ、あれね…」とピンとくるアナタは相当のマニアです()。発売が東北新社、販売が東映で、B級、C級の駄作にもっともらしい解説を付けて売っていたビデオレーベルです。
戦争映画関連では「ヘル・コマンドー7」「最後の砲火」「ゲシュタポSM収容所」など推して知るべしのラインナップ。そんな「CINEMA LAND」の中に、掃き溜めの中の鶴のようにこの「ローマで夜だった」があったのでお釈迦様もビックリです。もっともレンタルビデオ店で「CINEMA LAND」レーベルの「ローマで夜だった」を見かけたことはありませんでしたが、その数年後、画像の廉価版のビデオが再発されてようやく鑑賞できました。


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「外套と短剣」
「死刑執行人もまた死す」「マンハント」「恐怖省」に続く、名匠フリッツ・ラング監督が描くナチスサスペンスものの一本。
発売元は「東芝EMI」ですが、発売を知った時は、フリッツ・ラング監督の作品とはいえ、白黒で第二次大戦直後の映画とくれば、置いてあるレンタルビデオ店はそうは無いだろうと覚悟しておりました。
幸い、北陸軍管区当時に市内で置いてある店が1店舗だけあって何とか鑑賞することが出来ました。その後、楽天市場でビデオを購入しましたが、数年前に「マンハント」と合わせてDVD化されました。




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「サンタビットリアの秘密」
「ニュールンベルグ裁判」などでおなじみのスタンリー・クレイマー監督の作品。スタンリー・クレイマーといえば社会派というイメージがあるだけに、コメディ作品というのはちょっと意外でした。そして出演はアンソニー・クインハーディ・クリューガーで、発売は「ワーナーホームビデオ」とくれば、普通にレンタル店に置いてあるだろうと高を括っていたのですが、これまた捜索は難航。北陸軍管区で1店舗だけしか置いてありませんでした。
クイン演じる飲んだくれの市長がワインを摂取しようとするドイツ軍と虚虚実実の駆け引きを展開。こんなに面白い作品が未だDVD化されないというのが何とも寂しいです。


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「エスケープ・トゥ・フリーダム」
ユダヤ人の少女の逃避行を描く西ドイツ映画で、発売元は「ソニー」です。今でこそ映画会社を買収するなどソフトウェア事業を強化しているソニーですが、発売するDVDにテレビ放映の日本語吹替が収録されることが殆ど無く、「クソニー」などと陰口を叩かれておりますが、この当時にソニーが発売していたビデオも「ゲシュタポ第5ナチ収容所」「フルメタル・プリズン」に改題して発売するなどロクなタイトルがなく、正に「クソニーでした。そんなソニーのビデオを置いてある店は多いはずもなく、本ビデオもレンタル店で見かけたことはありませんでした。正直、私はこの手の映画は好きではありませんので、そんなに見たい気持ちは強くはなかったのですが、ヤフオクで出品されていたので落札しました。

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「地獄の勇者たち」
タイトルだけはもっともらしいマカロニ・コンバットの凡作です。一口にマカロニ・コンバットといっても、サービス精神にあふれた見所に富んだ作品も結構あるのですが、この作品は冒頭、延々と記録フィルムを流用したり、クラウス・キンスキーを前面に出しながら実際は最後にチョコっとだけ出るというJAROに訴えられてもしょうがない出来栄えです。
発売が東北新社、販売がキングレコードで、予想通り置いてあるレンタル店は殆どなく、北陸軍管区で1店舗だけ置いてある店をみつけ鑑賞しました。その後、ヤフオクで入手しました。




しつこくBATTLE 4に続く(笑)