貴女が泣けば

僕は嘲笑う

人の不幸を笑うんだ

貴女が笑えば

僕は嘆き狂う

人の幸せに嫉妬するんだ

あの青い空を壊したくなる

ぐちゃぐちゃに

慈悲も優しさも破壊には必要ない

壊すのは酷く簡単で

それを嘲笑うのも可笑しなくらい簡単だった

けれど、貴女との距離を元に戻すのはもう、出来なかった

それは、どう足掻こうとも変わりはしなかった

後悔と本当の悲しみと孤独が僕を支配した

気づけば崖を滑るように落ちていた

もう元には戻らない僕の世界

きっと、僕を殺したのは、僕自身なんだろうと海を漂うソレは想った

(――もう、遅すぎた)





どうして人は、いつもこう大切なものに気づくのが遅いのだろう、


未来が分かっていれば良かったのにと思う

それはそれで、楽しくないのだろうけれど