まるで見当違いに素晴らしいドラマになっている『過保護のカホコ』。現代社会に蔓延ている明るくも病んだ家庭の問題を、脚本家の“ 遊川和彦さん” は描いている。

業界でもかなりドラマ作りに熱い方で有名な遊川さん、というか、脚本家でありながらも撮影現場に赴いては演出にまで口を出す熱血漢で、役者さん達は誰もがタジタジになるんだとか。



それが、このドラマでは凄いリアリティと説得感で溢れていて、ドラマ間の各家族に潜む様々な問題を、遊川さんはどう結末させていくのか、本当に楽しみにしています。



主演の“ 高畑充希 ” 母親役の“ 黒木瞳 ” が互いにガップリ演技でぶつかり合い、最初から気持ち悪くなるほどの過保護っぷりで大きな山を作り上げた。それが際立つ毎シーンの波で心地よい涙を誘うのです。誠に羨ましく感じながら、いつもドラマを拝見する次第。いつか私にも。“感受性をリアルに映し出せる力が得られたら”と、思う今日この頃である。