この所、あんまり感動の最終回ってのから遠退いてました。そこそこスッキリ。。。な感じ。
なるほどね〜。みたいな、誰が観ても納得。という物語の最後は、やはり難しい。


このドラマから私は【母親と娘の不調和】って、根深いなぁ、マジか!と、何回も眉間に皺がよってました。(笑)出演していたお母さん役の斉藤由貴も、主演の波瑠もホラーのような仕上がりだと言っていましたが、ホンマや、ホラーやって(笑)思ってしもうたです。


でも、それは単にイタズラな作り物ではなくて、人間の奥底から湧いてくる本物の感情。もしかしたらこういう風に見えるのかも知れない。シーンを重ねつつ進んでいく内にそう想うようになってましたね。


波瑠演じるみっちゃんが、ママの呪縛から逃れようともがいてももがいても、ママは追いかけ、嘘を重ねてまでも自分の所有物でもあるかのような言動を続ける。結果、みっちゃんは、自分を失うと命までたとうとするママの呪縛に負けて、いっしょに暮らす決意をするんです。


そして、自分の旅立とうとする希望を消す努力をし始めるのですが、後日、食卓に置かれたリンゴをかじる。

それがトリガーとなり、本心をママにぶつけ、殻をやぶり、逆上したママと平手うちでやり合う。「本当は、スムージー好きじゃない」と言うみっちゃん。


それに対して泣きながら「私も、ほんとうはスムージー好きじゃないの」と返す。その言葉の裏には、『アナタが好きだと想っていたから、私、無理してたのよ』こう読み取った私は、この親子が真剣にぶつかって涙して、本心を語る。なんのコトはないが本当に素敵なシーンだと思った。



2人の演技も好きだが、これまで家庭を見向きもしなかった旦那が、もう一度やり直さないかと、旅立つ背中をママが追いかけるラストシーン、これから1人でやっていくんだと、晴れやかなみっちゃんの清々しい顔が綺麗だった。







付け加えるとすれば。。。田舎町の駅のホームで、波瑠に手を繋がれている柳楽優弥が………スゲ〜羨ましかったずら。