『元保護犬ポルコロッソ』のため



自宅の敷地内をドッグランにしようと

夫が重い腰を上げて動き出しました。


そして、丸1日かけて、400坪の敷地が


ドッグランになりましたおねがい







実はこの計画、

ポルコを迎える前から考えていたことで…。



実は、ポルコに会いに行く約半月前、


別のトイプードルを預かる話が出ていて…。



夫は、その子が初めて我が家に来た時、


駆け寄って来てくれたことが嬉しかったようで、


親戚知人やご近所にまで


「7ヶ月のトイプードルを飼うことになって…」


「敷地内をドッグランにしようと思っている」


「犬同士の顔合わせ、お願いします」等々…


嬉しそうに話していました。



チワワのローズが居なくなって2年が過ぎ、


ようやく愛犬の居ない生活にも慣れ…。


寂しさを感じながらも、忙しさに紛れ、


夫婦二人暮らし…


それが当たり前になって来ていたところでした。



そんなこともあり、私自身は最初、


正直言って、あまり気乗りしませんでした。


突然「引き取って欲しい」と言って来た


飼い主の無責任さにも腹が立ちましたし…。


それでも、子犬自身に罪は無いし…。


もし、その子に会ってしまったら、


きっと可愛いと思ってしまう…。


そんな葛藤もあり、引き渡し当日まで、


私は敢えて、その子に会わないようにしました。



そんな中、夫が「自分が責任を持って飼う」


と約束してくれたこともあり、


それなら…という感じで了承したのです。



ところが…。



私が何となく感じていた


悪い予感は当たってしまい…。


引き渡しの前日になって、飼い主から


「引き取って貰わなくて良くなった」


という連絡が入り…。



子犬が来るのを楽しみにしていた夫は、


恐らく、かなりガッカリしたのでしょう。



一度は再び犬との生活が出来るのを心待ちにし、


色々な計画を立てていて…。



それが突然キャンセルになり、


「仕方ない…」と思いながらも、


自分の中の感情と折り合いがつかなかったのでしょう。



その1週間後だったか…。


夫から急に


「トイプードルを飼わないか?」


と聞かれました。


ちょっとビックリしましたが、


夫の寂しい気持ちも理解できたので、


「飼っても良いけど、


私には保護犬という選択肢しかない」


ことを伝えました。


夫も、それは直ぐ了承してくれ、


今直ぐ引き取り可能な保護犬を


私が知っていた保護団体


『ととのんハウス』のHPで探しました。



夫は、トイプードルのマックス君を気に入り、


「今度の土日のどちらかで行こう」と言い出し、


私に「応募してくれ」と頼むので、


HPからマックス君を希望する旨を伝えました。



ととのんハウスからは、


直ぐに一次審査が通った旨の連絡が入り、


週末の土曜の午後一で面会の予約をして、


会ったその日に引き取ることになった訳で…。


でも、ポルコを引き取ることは


最初から決まっていたように思います。


それは亡き愛犬ローズからのメッセージ…♥


今日もポルコは元気一杯


ドッグランを走り回っていますおねがい