安部元首相が亡くなりました。

 

あまりにも突然の出来事で、驚くとともに、厳しい警護の中、銃殺が可能だったということにも驚きました。テレビの映像を見ても総理大臣や要職についている議員さんたちにはSPがついて、常に警戒しているイメージでしたから。

選挙の応援演説ということで、それほど厳重な警備体制ではなかったのでしょうか?

 

総理大臣の在職期間が歴代最長という安部元首相。何と痛ましい最期でしょうか。賛否はあれど、一人の政治家としてご自分の信念に基づいた道を歩んでこられたのでしょう。名門の政治家一族に生まれ、父や祖父のような政治家にという、あらかじめ決められた一本の道だったかもしれません。

 

 

ひるがえって、犯人にも思いをはせずにはいられません。

元陸上自衛隊員だったという男性。手作りの銃らしいとか。

どのような道筋をたどって、今日のこの日にたどり着いたのでしょう?

逮捕され、もうここまでという人生。

 

2歳の孫を閉じ込めて熱中症で死なせるという祖父母の事件とか、痛ましく心ふさぐ事件が続き、落ち込みます。

 

夕方、何も考えたくなくて、草むしりを。黙々と草をむしって、旺盛な雑草のエネルギーと向き合いました。

草の間に虫の死骸。こんな風に皆、朽ちていくのだ。

実を付けている草花。花を咲かせ、次の世代に命をつなごうと実を結ぶ。

 

何をしても同じ。たまゆらの命。

前向きになれない、こんな日も時々あって。