日本滞在もあと2日。
仕事の合間を縫って、公私ともにいろいろな用事をこなしています。
なにせ2週間足らずの滞在なので、あれもこれも、というわけには行きません。
ふと、そう言えば仲人さん夫妻にはとんとご無沙汰しているなあ、と思い出し、先週の末に電話をしました。
結果、今日の夕方からお会いできることになり、行って参りました。 3年ぶりぐらいでしょうか・・・
普通、日本に居るのであれば、新年の挨拶(年賀状)は当然のことながら、お世話になったのでお中元やらお歳暮やらを送るのが普通でしょう。
しかし、普段アメリカに居るために、というより、それを口実に、とんとご挨拶もしておりませんでした。
この方、元の職場の上司の方ですが、あまり年齢も違わず(年齢差7歳!)、初め仲人を嫌がっていたのですが、強引に頼み込んでやってもらった経緯があります。
その奥様とは、かれこれ10年ぶりぐらいでしょうか、久しぶりにお二人にお会いしました。
もう65歳になられていて、昨年現役を退いて今は「毎日が日曜日」の生活を送っているらしいのですが、我が家と同様、お母様が90歳になろうとしているのですが認知症を患い、身体は元気なために逆に自宅で一緒に住まわれていて、そのご苦労が絶えないようです。
いろいろな話しが出たのですが、そのうち、ふと余暇に何をやっているのか、という話になったのですが、なんとこの仲人さん、昨年からピアノを始めた、と言うじゃありませんか!
よく聞くと、学生時代はブラスバンドに所属し、楽譜はだいたい読めるし、ピアノも30年ぶり、と言っていましたから、社会人になってから一度やられたんでしょう、バイエルはほぼ終わっていたようなことを言っていました。
そうなると、同じ「昨年にピアノを再開」組みです。 突然、どのくらいやるんだろう? 今は何をやっているんだろう?というような感じになり、飲み屋で飲んでいる最中にも関わらず話はだんだん「ピアノ談義」へ。
レベル的にもかなり近い状態なので、悩んでいるところとか、壁にぶつかっている内容もかなり近く、話していると「そうそう、そんなんだよねえ!」と言う感じがしばしば。
奥さんが横で聞いていて、可笑しそうに、「こんなところでいい年の男が二人してピアノの話をするとはねえ・・・」と半ば面白そうに、半ば呆れながら聞かれていました(笑)
たまたま私は自分のPCを持っていたので、その演奏動画を見せるハメになり、それを見せたところ、昨年の初期の段階では、
「これだったら、俺の方が上手いかな?」とか言っていた仲人さん、最新のビデオを見せるにつれ、
「え、こんなのやっているの? 俺なんか演歌だよ、演歌・・」
とか言いながら、如何に毎日練習しているか、何が難しいか、とか言った話になり、そのうち、お互いに
「いや、この歳での7歳の年齢差を大きいぜ」 と仲人さんが言えば、私は
「でも楽譜は読めたんですよね。 それに30年前とは言え、バイエルまで終わっているんだったらスタート地点が違う・・」
とか、お互いにお互いを牽制しあいながら、だんだんとライバル意識が・・・(笑)
昨年の10月ぐらいから始められたらしいので、その意味では、私と10ヶ月のハンデがあります。(私は元旦から始めましたから。(笑))
が、ヘ音記号も読めないところからスタートした私と、ヘ音記号も含めて楽譜はだいたい読めた、という仲人さん。
また、バイエルに入る前に半年ほどで小学生一年ぐらいの時に早々と撤退した私と、かたやバイエルは「一応」終わったレベルで止まっていたらしい仲人さん・・・
それに、それに、・・・・もっとも大きな違いは「環境」!
この方は始終ピアノを弾いているらしいのですが、時には二時間、三時間にも及ぶその練習を、奥様はニコニコと、「あたたかく見守っている」感じです。
方や私は練習するのに、奥さんの留守を狙わなくてはならない、という・・・(笑)
と私が言うと、仲人さんは、
「いやいや、そうは言っても、ピアノを弾ける奥さんがそばに居て、いろいろアドバイスしてくれるんでしょ?俺なんか、女房はピアノ弾かないし、先生にもつかずに独学だし・・・、そのハンデは大きいよ」
と。
まあ、どちらも、ピアノを練習するにあたって、自分がどれだけ不利か!を競っているわけで、つまりは予防線を張っているわけです(笑)
しかし、こんな話を仲人さんとすることになるとは思いもよりませんでした。
お互いに、(たぶん)、次に会う時までには、ちょっと仕込んでおいて、あっと言わせてやろう、という感じが見え見えでした(笑)
ライバル出現!
負けてはいられません。 なにせ「7歳も」若いんだから・・・