ビタミンCサプリを上手に使うコツ

L-アスコルビン酸は、天然でも合成でも、成分としては全く同じものです。「それなら得られる効果も同じ?」と思われるかもしれませんが、実はちょっと違います。違っている理由は、ビタミンCと一緒に入っている成分が違うからです。

「ビタミンCは水溶性だから、摂りすぎても尿と一緒に出るから大丈夫」なんて話聞いたことありませんか?実際、ビタミンCは水溶性で、必要以上に摂ってもすぐに排泄されてしまうため、摂り過ぎになる心配はほとんどありません。
摂りすぎの心配も無いのですが、逆に体に溜めておくことも難しいのです。合成のビタミンCのように、精製されたビタミンCが体内に留まる時間は、数時間といわれています。そのため、体の中のビタミンCを保っておくためにも、毎日摂り続けることが大切になるのです。

ビタミンCに効率よく働いてもらう1つ目の方法は、タイミングを調節する方法。ビタミンCが排泄されやすいのは仕方無いことなので、1日に何粒か摂るようなサプリの場合、 朝や夜にまとめて摂るのではなく、朝昼晩と分散させて摂るという方法がおすすめです。摂る時間を分散させることで、体のビタミンC濃度が高い時間を増 やすことができます。

次に、面倒くさいことが嫌い&できないという人は、製品を注意して選ぶ&多少のお金をかけることで解決する方法があります。それは、体に長く留まってくれる製品を選ぶということです。

貯めておけないビタミンCですが、これを体内に長く留めてくれる成分として注目されているのが、植物に含まれるポリフェノールの1種、ヘスペリジン(ビタミンPの一種)です。これは、柑橘類の皮や薄皮に多く含まれています。このヘスペリジンは、体内でビタミンCを安定させ、長時間抗酸化パワーを持続させてくれます。ですから、ビタミンCを単体ではなく、ビタミンCと一緒にヘスペリジンを始めとした抗酸化力の高いポリフェノールを摂れる製品を選べば、効率よく体を守ることができます。植物ポリフェノールも一緒に入っている天然由来のビタミンCや、合成のものにヘスペリジンを加えた物などを選んでみてください。

ミカンを外皮ごと食べるのは難しいかもしれませんが、ビタミンCのサプリメントと一緒に、マーマレードや、ミカンを小袋やすじをとらずに食べてみるのも方法の1つです。
製品選びや摂り方を工夫して、ビタミンCを上手に摂りましょう。