まだまだ過去の恋愛を思う。


そして知る。


独りよがりで、身勝手で、求めていただけだったことを。


相手が求めないことは私はしなかった。

相手が求めてくれないから、自分も求めることを留めていた。

相手のことを思っている振りで、勝手に相手のペースに合わせて何もしないでいた。

もっと気持ちを言ってもよかったのに、言って欲しい・求めて欲しいと願って・言って良かったのに。


本音を知ってしまう。


戻ってきてくれるかもと、やっぱり私が良いと、そう言ってくれると本当は期待していたことを。

今続いている結婚生活が・・・駄目になるのを。

最低だって知ってて。



まだまだまだ過去の恋愛を思う。


そして見てしまう。


元彼の友人のブログをまた見てしまう。その先にある彼女のブログは見ないけど。

彼女は男の子を出産したらしい。だから・・・でもないけど先日のライブに元彼は来なかった。

きっともう来ないかもしれない=一生会えないかもしれない。


「元の二人に戻ろう」


そう友達宣言とも聞こえる言葉であの人は別れたのに、一瞬たりとも友達に戻してはくれなかった。

恋愛は終わったのだから、向こうはもう結婚という名の生活なのだから。


会ってもどうもならないし、どうこうするつもりもない。


でもやっぱり、まだやっぱりプライドが邪魔をして動けない。


もう、後姿がとうに見えなくなっているのに。


落ち着いたはずなのに。


凸凹になりながら、過去に囚われて、過去を過去としたい、ううん、きっとする。





だからたまには泣いてもいいよね?