新しい債権各論の基本書が届きました。




今まで、潮見先生「黄色本」を使ってましたが、


もう少し、食べた後に満腹感の残るのはないかと探していました。


山本敬三『民法講義 4-1』も、パラパラと見てはいたものの、


網羅的ではあるものの、ひとつひとつの説明はけっこうあっさりしている


感じがして、ちょっとタイプではないんですよね。。




ここ、2週間ぐらい、いろんなところで立ち読みして一番、しっくりきたのがこれ。



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加藤雅信『新民法大系4 契約法』




このシリーズ、自習室には全巻そろっているものの、誰も手をつけてるのを見たことがない。


某、基本書紹介サイトでもまともに取り上げてない。


人気なさすぎ。。



生協にすら置いてなかったので、Amazonでお取り寄せ。




契約総論と契約各論だけで560ページと、それだけ聞くと相当なボリュームに思えますが、


消費者契約や、非典型契約についても各1章割いて説明していたりするので、


そういう周辺的な部分をのけると、じっくり読むべき部分は「黄色本」と比べて、それほど


多いという感じでもないです。




一つ一つの条文や制度の説明が丁寧という印象。


また、他の関連する制度への言及も多いので、


ヨコの繋がりも意識できる気がします。


言葉も思ったより平易なので、比較的読みやすいかと。




一方で、具体的な事案を示して説明するということは少なく、


要件事実についての言及もあまりありません。


そういう意味では、流行のスタイルではない。




民法の勉強を一回しした人が、もうちょっと深く、でも深入りしすぎないように


民法を勉強するのにちょうどいい感じ。




そういう意味では、ロー生にももうちょっと人気があってもよさそうなシリーズではある。


新民法大系 4 契約法/加藤 雅信

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