このブログに会いにきてくださり、ありがとうございます。
月曜日は、みっけシリーズをお届けしています。
今回は、"火祭り"に焦点を当ててお伝えしていきます。
日本では、全国各地で"火祭り"が行われますね。
年末に行われるものは"お火焚き"、
年始の小正月に行われるものは"どんど焼き"とか
"左義長"と呼ばれているようです。
"お火焚き"は、秋の実りに感謝し、
厄除けを祈願するために行われているようです。
太陽の力が一年で最も弱まる冬至に合わせて行われることが多いので、
その復活を願ったことが起源と言われていたりもします。
"お火焚き"では、古札やお守りを燃やします。
せんとの住む地域の近くの有名な神社では、
新嘗祭の夜の神事として行われています。
田植えから収穫まで見守ってくれた山の神様に
感謝の心をこめて火を焚き、見送るというものです。
神社境内に設けられた「お山」から立ち上る
"お火焚き"の神火にあたると、知らず知らずに
けがれが清められ病気が癒されると言われています。
幸運を招く火ということで、
3万人もの参拝客が訪れることもあるようです。
「浄化タイム」の「お助けグッズ」として、
"ろうそくの火"が登場する時がありますが、
昔の人は自然と一年の浄化のために
火祭りをしていたのかなと思いました。
京都では、11月に行われるようで、
"お火焚き"は11月の季語となっています。
「御火焚や霜うつくしき京の町」(与謝蕪村)
などと詠まれていますよ。
そして、「どんど焼き」「左義長」ですが、
年始の小正月頃に行われます。
煙にのって天にお戻りになる歳神様を
お見送りする意味が込められているそうです。
子どものための行事となっていることが多く、
お正月に飾った松飾りなどを集めて焼いたり、
餅や団子を食べたりするのが一般的だそうです。
みなさんの地域では
どんな"火祭り"が行われていますか?
現在は昔と違って
火を見ることは減っていますが、
火を見ると落ち着くというのもありますし
近くで"火祭り"が行われている場合は、
ぜひ参拝して、"みっけ"してみてください🎶



