風の音が ゴォゴォ うなっている。

窓の外に目をやると、落葉が巻き上げられ斜めに ひゅわ~ん ひゅわ~ん。


今ひとつ体調がすぐれないので、子どもの学校の文化行事も行かず、昨日のPTAの仕事の集まりも休んで、ぬくぬくとお家にいる ひきこもり主婦です。


食欲はあるけれど、胸がつかえたように苦しい。 なんでかな?



いま、わが街の博物館では 「コロー展」 が開催されています。

そして、その周辺の街路には、この街の冬の風物詩、 「ルミナリエ」 の装飾がもうきれいに建ち並んでいます。


「コロー展」 が終わると、今度は、


「神戸と兵庫のモダニズム ~初公開~ 川西 英えがく「兵庫百景」を中心に」


2009年12月20日(土)~2009年2月8日(日)

神戸市立博物館http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/museum/main.html


が、あります。


画家の名を知らなくとも、有名な画家の絵でなくとも、絵というものは、見る人にそれぞれの対話を生みだす出会いが、それぞれの名画だと思います。(なんかうまく言えないなぁ・・)


昔、十代の頃、学校帰りだったか?、デパートの絵画売り場に一人で立ち寄った時、一枚の油絵に釘付けになった事があります。

パルテノン神殿にむかう三人の男女の風になびく後ろ姿を描いた作品でした。(作品名忘れた)


画家の名も知らなければ、絵画に対して知識も持たない私。

でも、惹きつけられて惹きつけられて。


デパートの中の、人もそんなに立ち寄らない絵画コーナーに置いてある絵だから、無名な画家の作品なんだろなぁと思いつつ、

その名を美術名鑑で調べたら、絵画界のすごい重鎮らしき画家さんであったことがわかり、その絵がほしいと値段を見てみたら、¥0を何度かぞえても、6個7個と並んでいる。 


ハァー。  絵って、そういう事なんや! すなわち、私がその時(十代の時)感じたのは、

画家の名で絵を見るのではなく、 誰が描いたのか知らなくとも、 わからなくとも、 無名でも、 

ほんとうに描画から醸し出される力というのは、

なんの知識ももたないガキんちょにも伝わる魔力?魅力が放出されているものなんだァー。

それが絵画・名画なのだと知った 十代だったのです。


結局は、名のある画家さんの絵というのは、そういう力があるからたくさんの人々を惹きつけ、値段もあがるんですね。 納得じゃ。

でも、 無名でも、そんな絵画がこの世にはいっぱい。 ぜひとも出会いたい。 埋もれている画家さん。


んな、ワケで、埋もれている!、(←アホか!) いやいや、引きこもっている主婦は思いついたように、押入れから数年前まで描いていたスケッチブックを持ち出してきたのだ!!!


ここに家事の合間に描いたスケッチを恥ずかしげもなく披露してしまおう!

覆面主婦の展覧会だァー。


「スケッチブックの表紙」 (これは写真)


「学生の頃から使っている黒いパレット」 (以下 水彩画)


「秋の味覚 おいしい柿」 これは種ありか種なしか?


「柿とくりゃ、みかん。 こたつにみかん」


「冷蔵庫にあったキウイとレモンを出してきた」


「ぎんなん。毎週取り寄せていた無農薬野菜の宅配より」


「午後の紅茶碗」


「友人手づくりのコースターと、兵庫の立杭焼 湯のみ茶碗」


「冷酒グラス。友人とお揃いで購入。」


「姉からもらった手づくりのクマさん」


「姉からもらった 手づくりの雛人形セット」


「義父母からもらった 独楽」


「姉からもらった お正月の御菓子」


「昔使ってたお財布」


「タオルハンカチとティッシュケース」


「シルバニアファミリーのうさぎとベッド」


「母が 昔買ってくれた ネコの置物」



「なんやねん?だれやねん? いつのまに人のスケッチブックの最後に!」 

小学生の仕業やな



基本的に私の絵は、すべて ゆがんでいる!


どうしても歪んでしまう。


絵画の先生に、 「ゆがんでんのよねぇ~。だけど、なんか味があるわ。 う~ん・・・。」

と、唸られた。


褒められているようで困らせている 私の絵。



(その後のデパートのパルテノン神殿に歩く三人の後姿の絵画、買えない物ならデパートに寄って見続けようと通っていたら、ある時 壁から消えた。 

誰かが買ったのか? 倉庫にしまわれたのか・・。)