あ~♪ さてさて~♪ そろそろ宿題完ぺき終わらせましょう~♪ 小学生。
向こうの部屋からは 三味(しゃみ)の音(ね)が~♪ それはエレキというものよ。 アンプにつないでも、やっぱり 三味線にしか聞こえねぇ~♪ 高校生、 こちらは宿題完ぺきよ! だけど予習復習やってへん~♪
夏の翳りを感じる涼しすぎる昨日のお昼ごはん。
我ら3人は、作って3日たっていたそうめんつゆが残っているのを使い切るため、そうめんをゆがいた。
茹で上がったそうめんを流し込むザルの準備に、 小学生が 「どのザル?」 ときいてきた。
グラグラ湯だっている鍋をお菜箸でかきまぜながら、私は 「頭の中がザル~♪」 と言った。
シンク下をのぞきこんでいた小学生は「え?」と顔をあげる。
振り返ると、うしろのテーブルで 麦 ちゃ~ァ♪ を飲んでいた高校生が、ジト~ッ て 私を見ていた。
びんびん反応してます。 おぉ♪ キミが(頭の中)ザルやったか♪
ココ最近、毎晩 小学生が自分の就寝前に、私の身体をマッサージしてくれる。
頭から、首筋背中、太もも ひざ下 足のうら。 おっと、肩も腕も 手のひらも。
くまなく全身である。 1時間もかけて。
チカラが程よく、とても気持ちいい。
そして、これでぐっすり眠れる? と訊いてくれて、翌朝には、よく眠れた? と訊いてくる。
大丈夫か? 私の命のともし火消えかかってるんとちゃうやろか?
別にこれと言って ご褒美、お駄賃をあげるような習慣もわが家にはなく、何にも見返りはないのに、丁寧に疲れを癒してくれるゴット・ハンド小学生の気持ちは、まるで仏のようだぁ!
マッサージのあと、私は 「ありがとうございました」 と三つ指をついて小学生にお礼をする。
小学生は、そんな頭さげんでも~ と言う。
いやいや、お礼の心をカタチにしようと思ったら、いっぱい頭下げたいわ。
ほんのお礼のお返しの気持ちで、お布団に横になった小学生の胸、背中を やさし~くさすってやったら、
ふいに、「おぉ~、いまヨダレ たれてきとったわ。アブナイアブナイ。 たましい半分向こういってたわ。」
なんて言うじゃあ~りませんか! ダレや?オマエいったいダレや?
たましい半分 向こう いく? そんな台詞いいますかぁ。
お~い、小学生~だいじょうぶかぁ~。 宿題重荷なのかぁ~。
あと漢字ドリルだけやん♪
夏のおわり 、 垣間見える 子ども達の表情がおもしろい。