昨日の昼間は 激しい雷雨でした。


梅雨明け前の、夏休みをひかえた ひとつ手前の 嵐 。


それは まるで、シェイクシェイクした炭酸瓶の王冠を シュポーンと開け放った途端、勢い余ってハジケ散るソーダー水に歓声をあげた瞬間のような、みずみずしい清涼さを感じる 夏の嵐でした。


そんな嵐の中を、期末考査中の高校生がびしょぬれで帰ってきました。


制服も髪もかばんも、すべてずぶぬれ。

だけど、何かキラキラしてる その 十代のまぶしさ、笑顔。


タオルで拭いてる その姿は、青春ドラマの1ページだねぇ。

頭にタオルをかけて、冷蔵庫からスカッと一発、 ソーダー水をごくごく。


若いって、どんな目にあっても 絵になるねぇ と思う。


私がびしょぬれになったら?

干しっぱなしで ズクズクと雨が染み入る 敷き布団のごとき、 哀れ~の図、でしょう。

何とも・・・、ハジケる何かを失ってしまったよ。



そんな昼間の 夏の嵐が大地に染み渡ったせいでしょうか、

昨夜から今朝にかけて、なんとも涼しい風が そよそよと。


夜中は、手足が冷たくなるほどの、冷たい風。

今日の午前も、風が ほんのり冷たく、 私は 窓をしめて過ごした程の 冷風でした。


が、お昼から にわかに大地の熱が 上昇しだしたような。


窓から日が差し込みます。

ふと、部屋の中を見回すと、 窓辺に吊るしているサン・キャッチャーが、壁や床、天井 あらゆるところに 虹を放っていました。


光のスペクトル。



新聞紙の上にも、希望の虹。



壁には、彗星が飛んできたような 長い光の波長。


今日高校生は、期末考査最終日でした。

終わった解放感からか、お昼ごはんを用意して待っていても なかなか帰ってこない高校生。

友人達と、どこぞへ繰り出したのでしょう。


そんなひと時、部屋に差し込む 太陽の光・虹の色を眺めていた、


夏休み前の ひとり静かな午後でした。