今日も快晴の休日です。

緑の葉が濃く、道行くご婦人方の日傘に、光の粒が はねかえっています。


今日は、みどりの日。

明日は、こどもの日。

5月の風にそよぐ良い名の休日ですね。


私にとっての5月5日は、父親の命日でもあります。

ゴールデンウィークのさなか、こどもの日に逝っちゃうなんて~と言った感じです。

今年7回忌になります。


入院する前日に電話をかけた時、父が この家に来ても、「お父ちゃんは、もういないからね」 と言われた言葉に、何だか胸が ぎゅっ となったのを憶えています。


ただただ、〔実家に来ても、お父ちゃんは留守やで~〕、そんな軽い気持ちで言ったのだと思うのですが、 「もう、いないからね」 の言葉に so long の響きが重ねて聞こえてくるようで、私の胸を ぎゅっ としめつけました。


数秒、私はのどがつまって声を出せず、受話器の向こうの父に重い気持ちを持たせてはならないと、やっとの事で努めて明るく「うん、わかった」 と返事をしました。


その入院を最後に、5月5日、静かに静かに眠りました。


大阪城近くの、その大きな病院の窓からは、春 桜が満開に見えていました。

桜が散って、青葉が目にまぶしい頃、私の目に映るものは 何もかもがまぶしく、ゆがんで見える季節でした。