初めてビートルズの曲を聴いたのは、小学生の3~4年生の頃。

たまたま家に一人で居た時、ステレオのスイッチをONにした。

レコードをかけるつもりだったのに、ラジオがかかってしまった。


すると女性のDJが 「ビートルズでヘイ・ジュード!」 と言った。


なんていい曲なんだ!小学生の私はスピーカーに釘付け。 じっと聴き入った。


聴きながら、ビートルズって もう死んだ人達なのかなぁ?なんて思ったりしていた。


なんてすばらしい! 私は友達に自慢した。 へい・じゅうどう って知ってるかい~?


予想に反して、友だちは知っていた。


それから数年、中学2年生の時。

同じクラスの親友の家に初めて遊びに行った時、

ビートルズ知ってる? と、聴かれた。


へいへいへい! へい・じゅうどう~!なら、知ってるぜ!


その友人の部屋には、ビートルズのLPがいっぱい並んでいた。


レコードに針をおとして、歌詞カードなどを眺めながら聴いた。


でも、なぜかその時の私にはピンとこなかった。

強いて言えば、イエローサブマリン が楽しいと思ったくらいだった。


それから又 数年後。

高校2年生の時。

洋楽が大好きな友人が出来た。

ビートルズ好き? と聴かれて、うんまぁ、いい曲あるよね、へい・じゅうどう とか?


その友人は、ビートルズのラブバラード集なる2枚組みのLPを貸してくれた。

中2の頃の想いがあるので、果たして私に聴けるのか、ビートルズが。


家に持ち帰り、さっそく針を落とした。


感動した。


微動だにせず、私は夢中で固まって聴き終えた。

なんて素敵なんだ! この世のすべてはビートルズで回っている気分である。

それから私は次々借りまくり、いろんな洋楽も聴き、

その友人と、将来の夢は 《 リバプールに留学すること 》 と、なった。


が、いつの間にやら留学なんて出来る訳ない、夢は夢と、次第に洋楽を聴かなくなってしまった。


そして つい先日、私は夢を見た。明け方近くに見た夢。

それは、自分の携帯にメールが着信した音から始まる。

誰から?と送信名を確認したら、

[ リンゴ・スター ] となっている。


リンゴ? なぜ今さらリンゴから?

本文を表示しようとしたら、ピピピと警告音がなり、


[ この本文は、リンゴがあわてて書いたため、文章にまとまりがありません。

 よって、不適切な表現があり、あなたに伝えることが出来ません。 ]


などと、警告表示がでて、何度表示にトライしても リンゴからのメッセージはひらくことが出来なかった。


わからない・・・と思って宙を見上げた時に、目が覚めた。


リンゴ・スター。 私にとってのリンゴは、ビートルズのドラマーといった認識しかないのであるが、

記憶を辿れば、リンゴの声を聴いたのは、中2のあの時、友人の部屋で聴いた イエローサブマリンである。


友人が推薦する数々の一押しの曲をはねのけて、私の脳裏に焼きついた曲は、イエローサブマリン。

リンゴが歌う イエローサブマリン。


数十年の時を越えて、いま私の元にやってきたリンゴからのメッセージとは いったい何であったのだろう。


夢の話といってしまえばそれまでのことである。

でも、私の人生の成長のポイント ポイントで ビートルズが現れたことを、今 振り返り、

何か思い返さなければならないことがあるのではないかと 真剣に考えてしまう今日この頃の私である。