中世から現代までの家具、陶磁器、ガラス、絵画などが多数展示されている、

オーストリア応用美術館に行きました。

 

建物から展示品まで全てがとても美しく、

何時間でも見ていられる美術館でした。

 

前からでも横からでも素敵。

 

 

 

入口から入った中のホール。

 

 

 

 

 

疲れたら、このソファで休めばまた元気が出てきそう。

 

 

 

この幾何学模様のステンドグラス、重厚な建物、左右のライトの光が、

とても調和しています。

 

地下へ行く階段は上とは全く異なり、現代的です。

 

地下は現代アートとなっており、様々な作品がありました。

 

 

 

 

 

クリムトともにウィーン分離派の中心メンバーだった建築家でデザイナー、

ヨーゼフ・ホフマン(Josef Hoffmann)がデザインした食器とカトラリー。

 

彼はのちにレオポルド美術館にとても素敵な絵画や家具が展示されていた

画家やデザイナーであったコロマン・モーザー(Koloman Moser)と共にウィーン工房を立ち上げ、

多くの作品作成や構想を描いたそう。

この2人はウィーンでクリムトの次にセンスが素晴らしい!と感じた芸術家です。

彼らのデザインした家具や小物に囲まれて生活したい~~。

 

 

 

中東地域で制作された絨毯の部屋。

大きな部屋に吊るして展示されているので、

1つ1つの模様や色など絵画のようにじっくり見る事が出来ました。

 

 

 

ベネチアングラスや家具など、どれも本当に素晴らしかったですし、

人もまばらでゆっくりじっくり見れますし、何往復もしました。

 

 

 

 

 

 

 

日本画が描かれた分離派展のポスター。

日本から遠く離れた所でこのような絵を見ると嬉しくなります。

 

クリムト制作の分離派ポスター。

 

 

 

 

 

1853年にミヒャエルトーネットが設立したゲブルーダートーネット社では、

木材を蒸気で曲げる新しい製法の「曲木加工」を採用、

実用的で洗練されたデザインの椅子の大量生産を行い、

ウィーンのカフェなどでも多く使用されたそうです。

 

シンプルながら曲線が美しい、このような優雅なデザインの椅子が大量生産され、

人々が容易に入手できるようになりウィーンの文化に変化があったのだろうと想像できます。

普段はデパートでも展示場でもこれほど多くの椅子を実際に見る事なかなかできないので、

テンションとっても高くなる!

 

 

こちらの美術館のホームページで展示作品を見る事ができます。

MAK Vienna - MAK Museum Vienna

 

レオポルト美術館もよかったですし、こちらも見応えありとても楽しい時間になりました。

また行きたい!