心細い時期だった「2011.4.10」
数本の真新しい小さなスコップ、
バラバラな格好、
「心細さ」が見た目にも表れてた船出だったんだ。
実際、そんなもんじゃないかな?
言葉にして、口に出して、
「人助けにきました」
そんなノリでもなければ、そんな雰囲気の世間でもなかった。
不安だらけの空気感に、何かしら怯えてた時期だった。
「スコップ団」!?
「何しに行くの?」と身近な人たちの疑問。
「よくわかんないけど、平が助けを必要としてるみたい…、だから行ってみる」
そんな会話した気がする。
やがて、自身にとってね、
ここは、「学びの庭」になったんだ。
お勉強じゃないから、頭が良くなるワケないけど、学問では学べないコトがたくさんあった。
「スコップ団的DNA」なるもの。
みんなの「行動」から、約一年を通して見て、実際に経験して、
根っこにあるモチベーションの高さというか、意識というか、
こういうコトが、人の尊厳を守るべきに必要な「人としての意地」かと。
まさに、偉いもへったくれも、金持ちも、有名人も、なんも線引きなんてなかった。
道場で稽古を積む…的な、感じだったのかもしれない。
きのうは、dogwoodのお客様駐車場を雪掻きするという呼び掛け。
集まってくれたのは30名ぐらいかな?
指示も、要求もない現場において、
分厚く凍りついた雪を削り続ける
「マンパワー」ひたすらに。
ほっといてもいつか融けるとか、
また、雪降り積もるとか、
そんなのカンケーねぇ…ぐらいのいぎおいなんだね!スコップ団は。
こういう一連の行動を自主的にやれるモチベーションを意識的に持たせるコトは不可能なんじゃないかな?
強制的なチカラとか、支配的なチカラでは出来ないコトなんだ。
スコップ団的なDNAは存在するとおもえるんだな。
「人間性」という意味で同一線上に立ち位置を選んでる人たち。
思いやりとかを凌駕してるとおもう。
3時間後にこの状態。
どこに雪があったんですか?みたいな駐車場、
世間は雪だらけなのにね。
こんなクオリティを要求されたワケではないけど、ヤッてしまうんだね!
「ははは…」だょ!
お昼にごちそうになったカレーライスは格別美味かった。
この人たちの行動見てると、
不可能とか、無意味とか、
言うだけバカみたいに感じる。
「人助けに理由はいらねぇ」
言葉だけで終わらない、ブレない面々がココにいます。
しかし、
カレーライスはバカうまだった。
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