山下駅を出て、
ふと気づいた。
街灯が点いてる。
陽が落ちるのが早くなったのだ。
もう10月だから、
スコップ団が撤収する頃は辺りも薄暗くなる。
ちょっと見回してみたら、
チラホラだけど家の明かりが灯ってたんだ。
あ!
住めるまでになったお宅あるんだ!
なんか、
あたりまえのコトなのに…、
明かりが灯ってることを新鮮に感じてしまった。
昼間に通りすがりで見ても気づかないモンだな。
自宅に戻って生活が始まっているお宅があるという実感があった。
まだ、手つかずのお宅も近くにある状況での暮らしはいままで通りとは程遠く思うだろう…。
お隣さんは暗いまんま。
寂しく感じる。
クルマを止めて眺めてた。
なんと表現したらいいのか…。
言葉足らずだな。
嬉しくもあり、
寂しくもあり、
目に焼き付く光景だった。
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