新しい猿轡(サルグツワ)を買わなくちゃ | 笑われ待つ子のブログ

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皆さん(誰も読んでないのに)、はじめまして。笑われた女子大学の理事長をやっております笑われ待つ子と申します。

酔った勢いでブログを開設してみたは良いものの、誰に対して何を書けば良いのか分からぬまま、クリスタル製の大きめな灰皿で、後ろから頭をガツンッとやられたような衝撃に耐えて参りました(5年以上前のmixiの言い訳表現を引用)。

まったく書いてない訳ではなく(プチ言い訳)書いては読み返し、読み返しては直し、直しては傷つき、傷ついては旅に出て…。今、北の宿から川面を眺めながらペンを走らせております(これまた5年以上前のmixiの言い訳表現を引用)。

実は、その昔「真夜中の金さん銀さん」というラジオネームで「あなたのチャクラを数え魔性」というブログを開設したのですが、一度も日記を書くことなくamebaという名の煩悩の塊が綴る言葉の霊園に埋葬されました。そして、そのラジオネームとブログ名を死ぬほど笑ってくれたあの子はもう僕の横にはいません(死んでません、一方的に振られただけです)。

そして性懲りもなくブログを開設して、虚栄に満ちた生活を綴ったり、ステマやアフェリエイトで小金稼ぎをしたりする淡く小さな夢も、これで儚くも消え去りました。そもそも、そんな虚業は人がブログを見ないと着手すら出来ないのだけれども・・・。

リッチでないのにリッチな世界など分かりません。 ハッピーでないのにハッピーな世界など描けません。 夢がないのに 夢を売ることなどは……とても……嘘をついてもばれるものです』(故・杉山登志の遺言より)って、引用が重いわ!

なんで、一発目は悲しいほどお天気だった数年前のオイラ(多重人格)のmixiの日記から引用するお(三番目の人格)。


という事で「2007年04月07日mixi日記より」

………

いやぁ。変わる。変わる。って聞いてましたけど変わりましたね。。

政権が。

元々あんまり興味なかったんですけど、3夜連続の『NHKスペシャル 証言ドキュメント 永田町・権力の興亡」に見入ってしまい、今じゃスッカリ政局通になりました。

選挙の時から鳩山サンが「エコ」に関心があるとかっていってたので、「あ~気が合うなー」と思いまして。

今回は僕の古くから友人●●●さんの最近のエコ活動についてご紹介します。

  ~●●さんのとある1日~
①新宿に行く (小選挙区)
②受付のアニキにお金を渡す (献金)
③自分のお気に入りヒゲ坊主を選ぶ (投票)
④その選んだヒゲ坊主にイロイロ手伝ってもらう (公約実行)


………

そう。 これはエロ活動でしたね。政治と性事がゴッツンコ!こんにちわ。友愛に疑問符の待っちゃんです。(*゜∇゜*)

さて、先日今や飛ぶ鳥を落とす勢いどころではないクドカンこと宮藤官九郎の脚本で、我が女優・女優・女優でお馴染みの三田佳子さん主役にした舞台をやっているとのことなので、ミカ姐さまに裏工作(員)して頂き、観賞して参りました。

$笑われ待つ子のブログ-その名も印獣

タイトルは「印獣」。ケイタイ小説作家の飛竜(生瀬勝久)、絵本作家の上原(池田成志)、風俗ルポライターの浜名(古田新太)が、山奥の洋館の地下室に監禁されるところから話は始ります。自らを「大女優」と呼ぶ長津田麗子(三田佳子)が彼らに「芸能生活45周年を記念した自叙伝を書いてほしい」と頼まれ、3人は破格の原稿料につられ、書庫の資料をもとに、全く知らない彼女の半生をでっちあげ始めます。
 
とても流行作家と呼べない3人が、なぜ指名されたのか。麗子との「関係」が笑いとミステリー仕立てで明らかになっていくというストーリーです。

記者会見で自らのイメージに「チェンジ」宣言された三田さんは、ランドセルを背負った小学生姿から・・・・

$笑われ待つ子のブログ-セーラー服の女学生・・・


$笑われ待つ子のブログ-セーラー服の女学生・・・
セーラー服の女学生・・・

戦隊ヒーローの悪役「毒マグロ貴婦人」などなど、ドラ息子が薬中になった怪我の功名か、昔の三田さんなら絶対に受けなかったであろうさまざまな役柄(汚れと言われかねない)を今までのイメージをぶち破るかの如く挑戦し、9歳から62歳までの長津田麗子の半生を演じられていました。

$笑われ待つ子のブログ
女優の深い業を歌謡曲に乗せてご降臨。

劇中で度々使われる台詞「優れた女=女優」の業すら感じさせる三田さんが3人の「作家」に「書くことの責任」を謡う様に問い掛ける終幕はとても印象的でした。また、舞台の後半では母親になるのではなく母親を演じてしまう女優の業の深さを三田さんが汚点ともいえる私生活を生かしまくり、惜しげもなく見せつけて下さいました。

端々に散りばめられた下ネタと言葉遊びが作品のクォリティを決して下げず上質なサスペンスとして成立しているのは、三田さんの圧倒的な存在感と芝居上手な他の役者さんの益するところが当然大きいのですが、とクドカン(愛してます)の脚本と河原さんの演出の賜物なのでせうね。

あー、本当にええもん見させてもろうたわ~。ミカちゃん、ユキちゃん、本当に有難う御座いまスムニダ~