社会

日本史

出題形式は4題で、選択式と記述式を組み合わせた形式で出題されている。
試験時間は60分で、解答個数は40個というパターンである。
詳細な知識を問う問題が多く、教科書欄外の注までの確実な学習を必要とする。
特に、文化史に難問が集中している。
これから、ゼロから日本史の勉強を始めて、本番の試験で85%以上とるための勉強法をお話します。

(1)『超速!最新日本史の流れ―原始から大政奉還まで、2時間で流れをつかむ!』『超速!最新日本近現代史の流れ―つかみにくい近現代を一気に攻略!』を使用します。

この参考書は、歴史上の人物のキャラクターを際立たせ、エピソードや裏話なども盛り込みながら、興味深く読めるように工夫しています。
短時間で流れを把握するには、最高の参考書といえます。
まずは集中して、一気に読破してください。
そして3回ほど繰り返して読むようにしてください。
無理に覚えようとしなくても、印象に残った所を中心に記憶すれば十分です。

(2)『石川日本史B講義の実況中継①~⑤』を使用します。

この参考書は、詳説日本史Bより、はるかに読みやすく効率よく記憶に残るという点では優れている。
最初に一冊を一週間2回通読するペースで、全5巻を読み進めていきます。
これが終了したら内容を暗記していくのですが、付録のサブノートを併用して、一冊1ヶ月のペースで暗記していきます。
何度も回数を繰り返し、暗記をしていくのが効率的です。

(3)『30日完成スピードマスター』を使用します。

この参考書は、詳説日本史Bの太字レベルの語句を中心に、設問が構成されている。
穴埋め問題が続き、かなり単調だが、詳説日本史Bレベルの基本知識の整理・定着に役立ちます。

使い方としては、問題の前にポイントがまとまっているので、これを集中して頭にインプットする。
続いて、問題を解いていきます。
詳説日本史Bに載っている知識ばかりなので、間違えた時は、かならず詳説日本史Bを開いて、間違えたあたりの箇所を読み直します。

(4)『過去問5年分』を使用します。

この時、わからない所は詳説日本史Bで調べながら解いて下さい。
これによって、詳説日本史Bのどういう部分が本校の入試で問われやすいかを把握しておきます。

(5)『詳説日本史B』を使用します。

『赤本』の作業が終わったら、教科書の暗記を開始していくのです。
最初に、太字のみを学習し、次に、本文全体、本文の復習と欄外と図表という順番で、知識を少しずつ増やしていってください。

(6)『実力をつける日本史100題』(Z会出版)を使用します。

この参考書は、解くための実践的知識を入試標準レベル問題の演習を通じて、習得するための本です。
完全に覚えてください。

(7)『日本史史料問題一問一答』(東進ブックス)を使用します。

この参考書は、日本史の代表的な史料をとりあげ、それに関する小問が何題かついている優れた参考書です。
史料の問題をやる時は、キーワードを見つけることができるかが全てです。
したがって、キーワードの発見に重点をおいてください。
キーワードが頭に入るまで何度もやってください。

(8)『日本史B 一問一答』(東進ブックス)を使用します。

この参考書で、古代~現代までの知識の穴埋めをし、完全制覇を目指します。

(9)いままでやった問題集および過去問をもう一度全て覚え直してください。

過去問は、文学部の過去問および他学部も含めて過去問の徹底演習をして下さい。
必ず本番より10分間短い時間で過去問演習をして下さい。

世界史

出題数は5題で、大問1と大問2が記述式、大問3と大問4が選択式、大問5が論述式となっている。
試験時間は60分であるが、論述式があるので時間配分に注意して下さい。
例年、大問1が東洋史、大問2、3、4が西洋史となっている。
論述式は、西洋史からの出題が多い。
時代別でいくと、近世以降を重視した出題となっている。

(1)『大学受験らくらくブック世界史 全2巻』を使用します。


この参考書は、漫画本になっているので気楽に読め、
イメージでとらえることができます。
また、特定の地域の知識だけに頼ることなく、広く浅く要点のみをうまくおさえています。
三度ほど通読して、世界史の流れを把握して下さい。

(2)『これならわかるナビゲーター 世界史1~4』を使用します。

この参考書は、詳説世界史Bをベースに、詳説世界史Bの文章を読みやすくした内容です。
通読しながら、重要なことをチェックして暗記していくのに適している。
細かいことにはとらわれず、大筋の内容を理解して重要な箇所を暗記すれば、それで十分です。

(3)『30日完成スピードマスター 世界史問題集』を使用します。

この参考書は、詳説世界史Bの太字レベルの語句を中心に、設問が構成されている。
穴埋め問題が続き、かなり単調だが、詳説世界史Bレベルの基本知識の整理・定着に役立ちます。

使い方としては、問題の前にポイントがまとまっているので、これを集中して頭にインプットする。
続いて、問題を解いていきます。
詳説世界史Bに載っている知識ばかりなので、間違えた時は、必ず詳説世界史Bを開いて、
間違えたあたりの箇所を読み直します。

(4)『過去問5年分』を使用します。

この時、わからない所は詳説世界史Bで調べながら解いて下さい。
これによって、詳説世界史Bのどういう部分が本校の入試で問われやすいかを把握しておきます。

(5)『詳説世界史B』を使用します。
詳説 世界史B 改訂版
『過去問』の作業が終わったら、教科書の暗記を開始していくのです。
最初に、太字のみを学習し、次に、本文全体、本文の復習と欄外と図表という順番で、知識を少しずつ増やしていってください。

(6)『タテから見る世界史』を使用して下さい。

詳説世界史Bでヨコの世界史を勉強したら、この参考書で、タテの世界史を勉強します。

(7)視覚的理解をすすめる地図帳として、『歴史地図によるトレーニングワーク世界史B』を使用します。


(8)客観式問題集としては、『世界史頻出問題解法』を使用します。


この問題集とともに、『必修世界史用語集』を使用し、出題頻度の高いものに絞って読み込みます。


(9)『世界史そのまま出る一問一答』を使用します。


弱点を完全に穴埋めして下さい。

(10)総復習として、いままでやった問題集

および過去問をもう一度全て覚え直してください。
必ず本番より10分間短い時間で過去問演習をして下さい。

政治・経済

例年、大問が4題で、試験時間は60分である。
出題形式は、選択式と記述式からなる。
大問中、1題が政治分野で、3題が経済分野という構成となっており、経済分野重視である。
難易度は標準レベルであるが、時事問題が結構細かいため、要注意である。
毎年、似た出題形式が続いているため、過去問を徹底研究してください。
これから、ゼロから政治・経済の勉強を始めて、本番の試験で90%以上とるための勉強法をお話します。

(1)『ベストコーチ 政治・経済』(受験研究社)を使用します。

この参考書は、政治・経済の学習のスタートに最適であり、知識の確認用として後々まで使えます。
空欄も初心者向けに絞り込んで設定してあり、書き込むことで知識の定着を目的とした本です。
使用方法は、赤の水性ペンで空欄に答えを書き込み、赤いチェックシートをかぶせてスラスラでてくるまで暗記します。

(2)『一目でわかる政経ハンドブックおよび政経問題集(東進ブックス)』を使用します。

一目でわかる政経ハンドブックの一章を読みこみ暗記したら、政経問題集の一章を解いてみて、実際に暗記できているかどうかを確認するようにします。
次に、一目でわかる政経ハンドブックの二章を読みこみ暗記したら、政経問題集の二章を解いてみて、
実際に暗記できているかどうかを確認するようにします。
この繰り返しをして、一冊全てをやりきり3回繰り返してください。

(3)『実力をつける政治・経済80題』を使用します。

この参考書は、解答を水性ペンの赤ペンで書き込みながら覚えていきます。
そして、解説の欄外に用語が出ているので、その用語を説明できるくらいしっかり覚えます。
使用期間は、2ヶ月です。

(4)『全国大学入試問題正解 政治・経済』を使用します。

この参考書は、毎年改訂されているため、新作問題ばかりが載っている点が、非常に良いです。
本学部で、出題されそうなテーマのみ、解答を赤の水性ペンで書き込みながら覚えていきます。
使用期間は、2ヶ月です。

(5)『月刊新聞ダイジェスト』を使用します。

これは、毎年の新聞記事の中から重要なものだけを集めた月刊雑誌です。
冒頭の数ページに今月の重大ニュースがまとめられ載っているので、ここだけを読めばあとは必要ありません。
なお大学入試の問題は、秋までには作られているので、月刊新聞ダイジェストは、4月号から10月号まで購入してください。

(6)『資料 政・経』を使用します。

去年のニュースはこの資料 政・経の冒頭に10ページ程度でまとめられているので、それを使用します。

(7)『過去問10年分』および『明治大学の他学部の政治・経済過去問5年分』を使用します。

過去問を本番の試験より短い時間で解いてください。
使用期間は、1ヶ月半です。

(8)『模擬試験』
三大予備校および東進ハイスクールの模擬試験を1年分集めて、必ず解いて記憶してください。

地理

出題形式は大問4題で、試験時間は60分である。
世界地誌が1題、系統地理が3題の出題の形式が多い。
論述問題がややレベルが高いものが多いが、その他については、標準レベルであるため、80点は欲しいところである。

(1)『地理Bの必修整理ノート』を使用します。


この参考書の空欄内に赤の水性ボールペンで解答を記入し、ひたすら読んで覚えてください。
また、センター対策ミニテストおよび練習問題も、ひたすら読んで覚えていきます。

(2)『佐藤の地理合格講義(全2巻)』を使用します。

この参考書は、地理的な考え方の基本をテーマにして論理的に考えて解答を導く本です。

(3)『地図中心地理の整理』(三省堂)及び『地図と地名による地理攻略』(河合出版)を使用します。

この二つの参考書は、高校地図帳と比較すると、重要ポイントがわかりやすく、とても有効です。
地図中心地理の整理は、前半部分の産業地図帳だけを使用します。
重要事項のまとめはやらなくていいです。
地図と地名による地理攻略は、地図の地理・地名に重点をおいており、自然と地域を関連づけてコンパクトに、解説してあります。
何度も何度も読み込み、覚えていってください。

(4)『はじめる地理40テーマ』(Z会出版)を使用します。

この参考書は、問題を解きながら、実践的知識のインプットするための本です。
解きながら、使える知識を増やしていきます。
基本的な語句や、用語の空欄補充のところは、赤の水性ボールペンで最初から答えを入れて覚えていきます。
また、思考型の問題がところどころに入っていますが、理解しながら基礎知識を完全にマスターしてください。

(5)『地理B・Aの[超]重点』(学生社)を使用します。


この参考書で、地理の超重点を丸暗記してください。

(6)『地理B標準問題精講』(旺文社)を使用します。

この参考書は、例題と練習問題からなっている。
まず例題を解き、精講という部分の解説をよく読んで、頭に入れてください。
その後、練習問題を解くとよいでしょう。

(7)『月刊新聞ダイジェスト』を使用します。

これは、毎月の新聞記事の中から重要なものだけを集めた月刊雑誌です。
冒頭の数ページに今月の重大ニュースがまとめられ載っているので、ここだけを読めばあとは必要ありません。
なお大学入試の問題は、秋までには作られているので、月刊新聞ダイジェストは、4月号から10月号まで購入してください。

(8)いままでやった問題集および過去問をもう一度全て覚え直してください。