父が通うリハビリセンターでは

地域の企業などの協力により

パーフレットへのチラシの挟み込みなど

「工賃」のでる作業を行うことがある。


作業を頑張った父さんには申し訳ないが、

父さんにお金(特にお札系)を握らすと

全部が大量の甘いモノに化けてしまうので、

父さんの健康を思って(←ここ大事!)

とりあえず母さんが一度預かって、小分け(200円ぐらいずつ)

にして渡すシステムになっている。


で、本日は

その「工賃」の支払日。(だいたい1000円/月ぐらい・・・)


もちろん、工賃の支払日は支払い金額も含めて

母さんは把握済み。


センターから帰宅した父さんに


母:「今日は工賃いくらもらったの?」


父:「そんなのもらってないよ!」(なんか強気!)


母:「うそだ、今日は支払日のはず!

もしや、全部甘いモノを買ってきちゃったんじゃないの?」


母さん、父さんのリュックを逆さにするも

甘いモノはもちろん、お金も何も出てこない!


母:「そんなはずはない、どこかにあるはず」


父:「・・・」

と黙りながら、玄関からいつも脱ぐはずのジャンバーを

なぜか着たまま早足で居間へ向かう父さん。


母:「ちょっ~と~っ、まったぁぁぁ~」


父さんの居間侵入を阻止する母さん。


母:「ジャンバー、脱いでみましょうか?」


しぶしぶジャンバーを脱ぐ父さん。

中に着ているシャツの右ポケットが膨らんでいる。


無事に発見される千円札!


お~、母さんの嗅覚は警察犬もびっくりだ!!!!!


こうして千円札を没収された父さんの

とっさのひと言が


これだ~ぁ↓


父:「ヤクルト、買おうと思って。。。」


ヤ、ヤクルトって・・・

「父さん、千円だとかなり大量のヤクルト買えちゃうよね」

とか思いつつも、

「そのとっさのひと言イイ感じだ!」

と、小さく笑うムスメなのであった。