最近、毒親の漫画が多くて

なんとなく読んでしまいます。

 

なかには同じ毒親育ちでも

理解できないものもあったり。

 

いじけたり、世の中を妬んだり

そういうことをせずに済んだわたしは

きっと親兄弟、親戚以外には

恵まれていたんだろうと思います。

 

そして、中には

「これ、うちのこと!?」

驚くほどにわたしのされた事や

言われた事と全く同じことがあったりします。

 

こんなこと、あの人たち以外にも

思いつく人がいるんだ・・・・

 

こんなこと、あの人たち以外にも

する人がいるんだ・・・・・

 

そんな衝撃を覚えました。

 

 

母親が娘に対して

 

髪の毛を短くさせる

 

下着を買い与えない

 

下着姿、全裸で外に出す

 

生理を嫌がり生理用品も

買い与えない

 

 

毒母あるあるだということが

衝撃でした。

 

 

「お父さんに言って

(髪の毛を)鷲掴みにして

引っ張りまわしてもらうからね!」

 

「いやなら、今のうちに髪、切っちゃいな!」

 

ザンギリ頭にされたこととか。

 

 

「洋服だって下着だって

パンツの一枚だってあたしの金なんだから」

「追い出すときには置いて行って当たり前だ」

 

そう言って、全裸で外に出された事が

2度ほどありました。

 

ブラジャーはなかなか買ってもらえず

「こんなのするのは恥ずかしいことなんだ!」

 

生理は小学校高学年で始まったので

小6のころには服装によっては

胸のラインが透けました。

 

ある日、家族で歩いていた時に

すれ違いざまの男性の目線に気づいた父が

「そろそろつけさせろ!透けてるじゃねえか。

みっともない」

 

母はそれでも渋りました。

 

散々、恩に着せて1枚だけ。

サイズもあっていないブラジャーを

もらいました。

 

1枚だけ。

 

バンドエイドやティッシュを駆使して

胸を隠すしかありませんでした。

 

中2の時にいたたまれず

自分でお年玉からもう1枚。

スポーツブラの可愛いのを買いました。

 

当然、罵声を浴びました。

 

色気づいていやらしい!!

 

その後、毒母が

「替えがいるだろうから」と

お古をくれたのですが・・・・・

 

うっす~~~~~~~い生地で

ストレッチの効いた

一般人は絶対につけないような代物でした。

 

なかにティッシュを入れなければ

クッキリと透けるような。

そして入れたティッシュの形さえ

透けるような。

 

書いていて笑ってしまいます。

 

 

最近、生理の貧困という言葉を聞いて

びっくりしました。

 

我が子に生理用品を与えられないのか

そもそも与えないのか

 

女の子の尊厳に関わることなのに。

 

一番、身近で最大の味方のはずの

母親に尊厳を傷つけられるなんて。

 

毒母と言われる人たちは

感情の起伏が激しく

それでいて、他人には上手に

自分を良く見せるので

その存在に気付いてくれる大人は稀です。

 

そして気付いたとしても

手を差し伸べてくれるような人は

更に稀です。

 

親に虐待されて殺されるこどもの数を見ると

本当にそう感じます。

 

そもそも

自分の腰までもないほどの体格の人間を

殴ったり、蹴ったり、投げたり

そんなこと、まともな人間はしないのです。

 

でも、こどもはそれに気付けない。

だって、それが当たり前の日常だから。

 

運よく周囲が気付いても

警察か児相に連絡するくらいしか

思いつきません。

 

引き取るわけにはいきませんから。

 

きっと警察も児相も

一生懸命に動いてくれているのでしょう。

 

でも、実親が最優先されてしまう。

 

もし、私の子供時代に児相や警察が動けても

あの口の上手いサイコパスに

敵うとは思えません。笑

 

その後、自分たちに恥をかかせたと

更に暴行されるのは明らかです。

 

虐待の通報をする時に

一番怖いのは、結局こどもが

更に虐待させることなので

現状だと、躊躇って通報できない人も

いるんだろうなあと思います。

 

 

漫画の話に戻ります。

 

自分とあまりに同じだと辛くて

なかなか読み進めることが出来ません。

 

虐待を理由にあまりに

捻くれてしまった人の漫画も

それはそれで不快で読めなくなります。

 

でもいずれにしても

それが世の中に出ているという事は

きっと過去を断ち切って

再生出来たってことなのだろうなと思うと

ちょっとホッとするのです。