毒父は成人式の着物一式を買ってくれました。

バッグも草履も高価なものでした。

 

でも、それなら大学の授業料を払ってくれたほうが嬉しかった。

授業料は着物一式の半額くらいだったと思います。

 

二十歳過ぎて親に授業料を払わせるなと毒母に言われ

わたしは自力で稼ぐしかなくなりました。

 

それは毒父も知っていたはずです。

 

よく旅行にも連れて行ってくれました。

でも、必ず途中で消える毒父。

おつきあいだと聞いていましたが、そうなると

毒母のやりたい放題。

プールで殺されそうになったのもそんな時でした。

 

大人になると飲みに連れて行ってくれることもよくありました。

でも、妊娠中のわたしにかなりの量の飲酒を強要したのも

毒父です。

 

子供が無事に五体満足に生まれて本当によかったです。

 

わたしの気持ちの中で、毒父にしてもらったこと・されたことを

同列で考えるのはまだ無理な気がします。

 

タイトル書いちゃって、2回も引っ張ってなんですが。

 

 

してもらったことは事実で、それには感謝もしてるんです。

 

同情もしているんです。

 

多分、毒母が相手でなければそんなに悪い父親ではなかったのかなと。

 

だけど。

弟が生まれて退院した日に暴行されたこと。

高校野球で自分が応援していた高校が負けた腹いせに暴行されたこと。

年頃になってからも二十歳過ぎてからも

気に入らないことがあるたびに「二目と見れねえ顔にしてやる」

そう怒鳴って顔面を暴行されたこと。

(お陰で網膜剥離です)

常に暴力で支配しようとされたこと。

毒弟が拾って来てわたしが可愛がった犬を捨てられたこと。

(これは結婚してから毒母にバラされました)

飼い犬を暴行し続けたこと。

妊娠中に毒父の知人の前で飲酒を強要されたこと。

(こいつは下戸、で済んだ話なのに)

わたしの子供まで、しかも顔面を鼻血が出るほど殴ったこと。

 

それを笑い話に出来る日なんて永遠に来ないと思います。

 

毒親たちは「この子を殴ると6畳間の端から端まで

すっ飛ぶ」と来客に自慢して大笑いしていましたが

わたしは笑えません。

 

いま癌で弱った毒親をすっ飛ばすことなら出来るかしら?

そうしたら、わたしも笑えるのかしら?

 

わたしは復讐がしたいわけではないんです。

だからしませんけど。

 

ただただ過去をきれいさっぱり水に流して

毒親・毒家族・毒親族とさっぱり縁を切りたいだけです。

過去を消失したいだけです。

 

煩わされたくないのです。

 

だから連絡も要らないし、連絡の強要もご免です。

初めから家族なんていなかった、それだけでいいのです。

 

きっと気持ちいいだろうな。

 

結局、毒父にしてもらったことはわかっているし

それを否定する気はないし、同情もしているけれど

だからといって毒父の暴挙を許して歩み寄ることは

不可能なのだと思います。

 

そういえば、毒母はわたしの土下座を強要し

「わたしが悪うございました」と言わせました(笑)

 

毒親たちも反省したらそうするのかしら?

 

もちろん、許しません。

 

だって、毒親たちも許さずに暴行しつづけたんですから。

 

ただ、毒親たちの「許さない」は暴行でしたが

わたしの「許さない」は消失なのです。

 

削除でも無視でも絶縁でもピンと来なくて

一番気持ちにしっくり来るのは「消失」なのです。

 

毒親との関係が消えてなくなる、記憶からも

生活からも。

 

それだけが望みです。