答えは殴られる、です。
いま、こんなふうに文にすると笑ってしまいます。
どう考えてもおかしな話です。
殴る理由があれば、なんでもよかったのでしょう。
朝ドラでは主人公が漫画家になります。
漫画家になりたいって普通に言っても大丈夫なことで
もちろん漫画を描くのもふつうのことなんでしょうね。
わたしの場合はノートに絵を描いていたら
毒母が「こんなくっだらない絵を描くために
ノートを買ってやってるんじゃないんだよお〜!」と
怒り狂いました。
それを見た近所のおじさんが
「好きなもんやらせりゃ、そのうち漫画家になるかもしれないじゃん。
漫画家だって売れりゃ先生だからな」と笑って
職場でいらなくなったB4の紙を大量にくれました。
嬉しくて、わたしは絵を描くだけにとどまらず
漫画を書き始めました。
虐げられた少女が強く成長する話です。
書いては引き出しにしまい、また出して続きを書く。
毒母の目を盗んでする勉強の合間の息抜きでした。
でも、わたしが学校に行っている間に
勝手に見つけた毒母。
帰宅すると鬼の形相で「あんたが勉強もしないで
こんなくだらない漫画を書いてるのは
お父さんに言いつけてやるからね!!」
息抜きだったと言っても聞く耳を持ちません。
夜、寝ているのを起こされて
毒父から暴行を受けました。
わたしはそれっきり、絵を描くのをやめました。
女の子なら誰でも少女漫画みたいな絵を描きませんか?
それもだめ。
まして漫画なんてバカが読むもの。
脳タリンが書くもの。
でも、家にはそこら中に毒夫婦が二人で読む
エロ漫画がありました。
子供の目につくところに平然と。
ということは、わたしの両親はバカだったということです。
毒弟は毎週、漫画を買っていました。
単行本もたくさんありました。
それさえ疑問に思わなかったわたし。
よく、人生をやり直せるならどこに戻るか?って
話題になります。
でも毒親のもとに生まれちゃうと、そこからやり直すしかないんです。
どこに戻っても、また毒親に暴行されるだけ。
人としても尊厳をもぎとられるだけなのです。