刀語。
物語シリーズを書いた笑虎さんが一番好きな西尾維新さんの作品。
刀語というのに主人公は剣術が不得意な設定。だが、刀を持たない虚刀流という剣士であり、伝説の刀鍛冶が残した12本の変体刀を奇策士のとがめと共に集めるって言う物語。
物語シリーズといえば会話劇が見ものであり、そこは西尾維新さん。刀語でもその見事な会話劇は遺憾無く発揮されております。
言葉遊びも然ることながら、注目するのは構成力。
人を知らぬ男と、心を無くした女。そんな二人が旅の道中でどう変わって行くのかのを見ていくと、最終回はむっちゃ良かった
アニメ放送も西尾維新さんが絡んでるのか知らないけど1ヶ月に1話、1時間を全12回で放送すると言う奇策(笑)
素晴らしい
アニメのキャラデザは戯言シリーズの小説ではお馴染みの竹さんがやっておりますので、画像を見ての通り、アニメから入る方は多少、パードゥンと言う感じですが……
作画に少々ハマるハマらないが出てきそうですが、そこさえクリア出来れば、後は西尾維新ワールドにどっぷり浸からされる、沈められる、溺れさせられる話となっております。
ただ、アニメ見て思うのが……第4話が(泣)
あそこまで勿体付けといて見事に交わされた構成。
これも西尾維新ワールドなのか
正直、西尾維新さんの意表つく展開は慣れっこですけど、流石にこれは度肝抜かれましたね……
ま、それでも全体を通して思う事は面白い
これですね。
それでは、流石としか表せれない件でした。
ほな、また