心の処方箋 天界の約束 | 心の処方箋

心の処方箋

日々、笑っていられますように…。なぜ私は生まれたの。何の為に…。

同じ時おなじ時間に、それぞれの時が流れる。

大切な時間の使い方を、、。

人は、人になるために生まれてきた、、。

そして、あなたは今、、、?

 

第五話 黒い学校⑧

 

みまわりの龍神、

疾風を助けた三人は

まあくんの祖父源じい老師の言いつけで、

桜は天王のところへ

石ちゃんはヨンミー老師のところへ、

まあくんは、疾風を連れて、

森のピアノ弾きのところへ向かったラブラブ

 

森に入ったふたりは、道端で泣いている

少女を見つけた。

 

「ちょっと、、ねえ、

なんでここで泣いているのさ??

 

「私は、水の妖精使いレイ、黒い学校に行こうとしたけど、

  素敵なピアノの音色に呼ばれて森に迷い込んでしまったの、

 でも、妙な雑音にピアノの音も消えてしまって、

 戻る道もわからなくなってしまっていたの、、タラー。」

 

「んー雑音ガーンギザギザギザギザギザギザ

(ここにも、蜘蛛の軍団の手が回っているのか)  

 じゃあ、僕たちと一緒に森のピアノ弾きアイルトン・陽太郎の所に行こうルンルン

 

 暫く歩くと、小川が流れていた。

 この川は音川と言ってこの小川の水は、

 不思議な水で、不老不死の水と言われているのである。

 この森の奥にそびえる龍雪山という山から

 流れてくるこの水は、天界の水源なのである。

 下界からの神示ごとである、

 雨乞いの祭りも、

 ここの水で賄うのである。

ここの水を龍雪山の龍神から任されているのが

アイルトン・陽太郎なのである。OK

 

   小川にかかる小さな吊橋を渡り、

森深く入っていくと、

ピンク色の花畑が見えて来たキラキラ

 

「ここだ。アイルトン一族と呼ばれる、

 音使いの一族の村だキラキラキラキラ

「この一族は、下界から侵入してきた邪気の集団を

音で清め、やっつけて、、。

水の龍神を守る役目になったんだって。

すげー一族なんだぜ、、くるくるルンルンチョキ。」

 

(あんたが偉いわけじゃないのに得意げにーもやもや

 

 ボカッムカムカ「ぼーとしてないで行くよ」

         「イテッガーンすぐ叩く!!

         「男が痛いなんて言わない!!

         「ひでぇー笑い泣き。男でも痛いわーガーン

         「はいはい、、そこまで拍手じゃれてないで行くよ!

         (いつでも冷静な石ちゃんである100点。)

 

少し歩いていくとあしあと

ピンク色の都忘れの花が一面に咲いた花畑が会った。

 

いい香りにご機嫌のよくなった、桜たちは、

一気にそこを通り抜けた。

 小さな水車小屋から、

ピアノの音が聴こえてきたルンルンルンルンルンルン

 

春の音色だ、、ルンルンうずまき

「こんにちは、、、ラブラブ

 水車は止まり、扉が空いた。

「やあみんな、、何かようかい!?」(さわやかだ、、ハート

    スラット背の高いこの男が、

   森のピアノ弾き 音の魔法使いアイルトン・陽太郎だ拍手

目をハート型にした水の妖精使いのレイは、

「この方がアイルトン様、、、ラブラブラブラブラブラブルンルンルンルン音符。」

(レイ気を失っている、、もやもやもやもや。)

「大丈夫ですかキラキラキラキラ。」(紳士的であるチョキ。)

 

「実は、天界に下界の蜘蛛の軍団が侵入してね。

 この疾風も傷を負い、

 虹色の巻物も奪われて、

桜の母君が危険なんだ。

ひとまず襲われた、疾風を匿ってほしいのと、

これから手を貸してほしいのさ。」

 

「ん、、なんだかよくわかったような、、わからないような、、、

 しかし、桜さんの母君が大変なのですね?

 それでは手を貸さないわけにはまいりませんね。

 その昔、桜さんの母、雪姫は、この龍雪山で生まれたのです。

 天王に嫁ぐまで、この村で過ごしたのです。

 掟厳しいこの村の話はまた後ほどすることにして、、。参りましょう。」

 

  ピアノの一番高い「ミ」の音を鳴らすと

  龍雪山から、銀色の龍神が現れた。

 

 「チョキグッおよびかな、、アイルトンルンルン

 

  銀色に光る龍雪山の龍神、フランツ・時である。

 

「久しぶりだね。頼みがあって、、天王のお城まで連れて行ってほしいんだ。」

「お安い御用だよ、、桜に会えるかな、、」

 

 銀龍フランツ・時は、

 昔、雨乞い神示を初めて桜が任された時、助けた龍神である。

 

   皆んなはフランツ・時の大きな背中に乗った。

 

 アイルトン一族の皆んなに疾風を匿うように頼んだあと、

 まあくんと、水の妖精使いレイと、

 アイルトン陽太郎の三人は、天王の城に向かった。

 向かう間。

 桜は下界に行くために白い学校と黒い学校に入った事情を、 

 まあくんのまどろっこしい説明で把握した。

                            つづく、、、。

みこたもピアノがききたいラブラブあしあとあしあと