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結婚させない社会の仕組み②

いつものお寿司屋さんで乾杯!

この時間が一番幸せを感じます。




保守派の人間は、男性が外で働き、

女性は子供を産んで立派に育てること

が役割だと考えており、そうしなけれ

ば、社会秩序が崩壊すると信じてい

ます。

当然、そんなことにはなりませんが、

彼らがそう信じたい理由は、人間はも

ともと変化を好まない生き物だから

です。

人間の脳は、肉体を守るために環境の

変化を嫌います。

何故なら、環境が変化すると、今まで

脳が築き上げて来た、情報や知識や

経験が使えなくなってしまうから

です。

だから、一つの小さな変化によって、

環境が大きく変わることを人間は嫌う

のです。

今回の女性の社会進出でも、これによ

って子供が少なくなり、老人が増える

ことで、社会保障が低下し生産性も

下がるので、既存の仕組みが崩壊して

新たな仕組みが必要になる。そうする

と、今まで自分が築き上げてきたモノ

が使えなくなる。それは恐ろしいとい

う流れです。

馬鹿らしいことですが、こうして人間

は変化が嫌いになるのです。

こんな話があります。

野生動物を捕まえて小さな檻に入れる

と、最初は何とか脱出しようと暴れ

回りますが、そのうち大人しくなり、

そのまま何週間も放置すると、小さな

檻の中での生活に慣れてしまい、檻の

扉を開けてあげても、今度は、外の

世界を怖がるようになるそうです。

このように、慣れが変化を恐れさせる

のなら、女性も、最初は結婚出来ない

ことを恐れていたのに、今度は、結婚

する人が少数派になると、結婚を恐れ

るようになるはずです。

そうならない為にも、周囲の流れに

惑わされず、常に自分の心に耳を傾け

る習慣を身につけなければなりま

せん。


ー結婚させない社会の仕組み 完ー



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