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日本のIT投資①

こんな、少しずつ入った和食が、

僕のダイエットを助けてくれるの

です。




以前のブログで、日本のベンチャー

企業がなかなか育たない原因は、アメ

リカ型のリスクが大きく、速いスピー

ドが求められるベンチャー(冒険)を

、日本が真似るからだと書きました。

これは、リスクを恐れずにリターンを

重視し、綿密な計画よりも迅速な行動

を大切にする、アメリカの国民性で

強みだからです。

それに対して日本の国民性とは、高い

リターンよりもリスク回避を重視し、

迅速な行動よりも慎重な計画を大切に

するので、アメリカ型のベンチャー

(冒険)は日本人には向いていま

せん。

それよりも、サラリーマンをやりなが

ら副業として小さな会社を興したり、

後継者のいない中小企業を買い取った

りと、リスクを最小限に抑え込みなが

ら、「小さく生んで大きく育てる。」

コツコツ型が日本人には向いてい

ます。

こう考えると、日本のIT投資が低い

のにも納得が出来るのです。

現在の日本では、新しい製品やサービ

スをつくるためのシステム投資は鈍く

、限られた投資の大半が古いシステム

の保守や点検にまわっています。

経済産業省の調査で、2025年には

日本企業が利用する基幹システムの

60%が老朽化すると発表されま

した。

これの何が問題かというと、古い車に

乗っていれば新しい車と比べて、安全

性能や走行性能、居住性が低いことは

もとより、検査費用や整備費用、修理

費用が格段に高いので、そのランニン

グコストをまかなうために、いつまで

経っても新車が買えないという状態

です。

これが、会社の基幹システムともなる

と、情報処理能力、情報活用能力、

情報共有化能力、必要人員、新商品・

新サービス開発能力、新事業構築能力

が大幅に失われてしまうので、会社に

とっては死活問題なのです。


ー長くなるので次回に続きます。ー



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